我妻さんブラジルへ(番外) ミニオン親方 村を行く編

我妻さんブラジルへ(番外) ミニオン親方 村を行く

我妻さんは水曜日の午後に手術を受け、それから24時間の休息に入りました。手術は何事もなかったようです。

我妻さんは24時間ベッドから離れられないので、そのあいだ、代わりにミニオン親方にアバジャーニアの村を散歩がてらに見て回っていただきましょう。さて、ミニオン親方の目から、この村はどのように見えるのでしょうか。

前回、建築中のコーヒーショップにいた職人たちのおぼつかない働きぶりに、思わずまゆを寄せたミニオン親方ですが、やはり気になったのは、建築の様式、とりわけ建築資材だったようです。




その中でもとりわけ建物に使われるレンガが気になりました。

「これ、見でみろ、中スカスカだべ、こだのおめ、蹴っ飛ばしたら穴あくべや。鉄筋はまだ、入れられっかもしんねげど、モルタルは、ながながはいんねぞ。壁なんか、あれだべ、レンガ横向きさ使ってっぺ、鉄筋なんかおそらぐ入れてねべ。地震がねえがらいいようなもんで、ちっとぶっつげだら、ひどたまりもねえぞ。だいたい、これなに材料さ使ってんだ、こだやわなレンガ・・・・・・」


まあまあまあ、ミニオン親方、その土地にはその土地のやり方があると思いますしィー・・・・・・。


それから今回ミニオン親方は行きませんでしたが、レンガはブラジルではとてもメジャーな資材らしく、この村のはずれにもレンガ工場があります。一応、ご紹介しておきます。

三頭のワンコがこの工場の敷地を守っています。

まあ、でも実際に番犬の役割をしているのは二頭です。不審者が入ってくるとその人の後ろから鳴いて追い立て、出て行くまで付いてきます。かわいいのでお友達になりたい感じもしますが、自分たちの役割はちゃんと判っていて、距離をとります(一頭をのぞいて)。私が行ったときもそうでした。下のような感じです。



それからまた、ミニオン親方は、いろいろと見て回り、まあ、レンガのことはありますが、村の自然のすばらしさには心打たれたようです。




牛や馬もいます。



それから、ミニオン親方はちょっと疲れたので村にある「フルッティーズカフェ」でベリー類で作られたスムージー「ベリー・ベリー(Very Berry)」を頼みました。本当にたくさんのベリーを使っており、それぞれの素材が際だって、とても美味しかったそうです。ココナツミルクを多用した焼き菓子・ケーキ類も大変評判が良いです。このカフェはカーサから歩いて5分くらいの距離にあり、今回、我妻さんが宿泊している「ルズ・ディビーナ」からもとても近いです。

また、ここは夕方になると欧米からきた人々がお酒なしの宴会をはじめる場所でもあります。ここは新橋のガードレール下なのか、というくらい床が笑い声で振動します。ここに来るまでのいきさつを語ったり、カーサでの体験を共有したり、と話したいことはたくさんあるかも知れませんが、どうか「静粛」は「祈り」であることを忘れないで欲しい、と心でいつも思っております。



ミニオン親方の足跡


つづく