緊急特別企画 竹田さんブラジルへ(8) 声変わり・様変わり編

竹田さんブラジルへ(8) 声変わり・様変わり編

 

竹田さんは術後24時間経っていませんが、カーサ専属の看護師から午前9:00に手術跡を覆っているガーゼの交換をしにくるよう言われていたためにカーサに行きました。

※カーサの専属の看護師はブラジルの地方法・連邦法の規定で認可された公認看護師です。

それからまたベッドに戻って午後までベッドで休息し、やっと24時間が経ちました。そしてこれからのことを相談するために私宛に電話が掛かってきました。

 

竹田さんからこのアバジャーニアへの旅についての電話が掛かって来た当初のこと、カーサにおける手術の話題になったことがありました。そこで「霊的な目に見えない手術」の他に「肉体的な手術」もあるという説明をしたとき、私は「肉体的手術には年齢制限があり、50歳以上の人は受けられませんよ」ということを強調して申し添えました。

 

なぜなら電話口から聞こえてくる竹田さんの口の先で話すような口調から、私は竹田さんが60歳以上の年配の方だと思い込んでいたからです。そして後に40代だということを聞いて内心驚きました。もちろん、そのときは失礼なことなので竹田さんにそのことは話していません。

 

そしていま、術後24時間経って電話から聞こえてくるのは、張りのある伸びやかな声でした。

 

若い人の声です。手術が終わって不安が無くなり、気分が明るくなったことを差し引いても別人のようです。関西弁風のイントネーションで同一人物とは判りますが、まるで電話口でおじいちゃんからその息子に替わって貰ったような感じです。

 

竹田さんは手術後、肺に空気を深く入れることが出来ると言っていたのでおそらく術前と術後で肺活量がだいぶ違っているのだ、と私は想像しました。

 

そしてさらに、このようなチャットが現れました。

 

竹田さんからのSkypeチャット8月5日より 
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気のせいかもしれないけど、手術前は、背骨が上から撫でると、潰れた部位が、ポコっと
出ていたけど、ふつうの形に引っ込んだ気がする。。
気のせいかなあ??
こんなことって、あり得るの??

 

手術では、骨には触れていないはずだけど。。
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我々のおよそ想像できない次元で一体なにが進行しているのでしょうか?

 

カーサの奇跡をよく見聞きしてに慣れていたはずの私も身近な人にこうしたことが、しかも瞬時に起こると本当に驚くしかありません。

 

そしてなによりうれしかったです。

 

 ピエタPietà イエス・キリストの亡骸を腕に抱く聖母マリア レプリカ
カテドラル メトロポリターナ Catedral Metropolitana ブラジリアBrasilia


 20数年前、現代医療に携わる医師にこれ以上の改善の見込みはないと宣告されてから、竹田さんはこの傷のもたらす苦難とともに生きてきました。この傷のせいで諦めざるを得なかった仕事もあったと聞きました。慢性的な痛みや息苦しさはおよそ本人でなければわからないことです。

 

それが二日や三日で消えるというのはどんな気分なのでしょうか。

 

大きな観点からいえば、竹田さんのハイヤーセルフは長い時間を掛けて大いなる学びを準備し、最高のタイミングで奇跡を演出してみせたということでしょう。別な言い方をすれば、竹田さんにとっては「このくらいの大きさの奇跡」が必要だったということであり、その残光は竹田さんのこれからの人生を長く長く照らしていくことになると想像します。

 

じつは竹田さんとのやり取りにおいては具体的には書けませんが、私の側でも竹田さんの言動に起因する怒り、イライラといったネガティブな感情体が騒ぐ事件が多発していたのというのが本当のところです。本当にブラジル行きの飛行機が成田を離陸するまでは、私に竹田さんのサポートは無理なんじゃないのか、もうやめようと思うことが途中なんどもありました。

 

しかし、なぜかネガティブな気分に陥っているときに、サインのようなもの(例えば数字であったり、書籍の中の1フレーズであったり)が現れて、この仕事は私がやるしかない、このことで自分は試されている、竹田さんにとってはこれが人生の転機なのだ、というような思いが湧くことが度々あり、そうした気分を払いのけたといったことがよくありました。

 

私自身、人との出会いでは学ぶことが多いですが、ふだんのクライアントの皆様との出会いとは全く違った学びを与えられたような気がしました。

 

つづく


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