我妻さんブラジルへ(6) ファーストコンタクト編
水曜日がやってきました。
いよいよ我妻(あがつま)さんの最初のセッションです。このセッションでエンティティーに何と言われるかで、これからのアバジャーニアでの過ごし方すべてが決まります。気の抜けない一日です。
我妻さんから「電話をください」というショートメールが届いたのが現地時間午前7時30分ころでした。今回、我妻さんとは当方にいったんショートメールを貰い、当方からブラジルに電話を掛けるという形をとりました。もちろん現地ブラジルの基地局を使うこともできますが、1分280円というような値段になってしまうからです。我妻さんに「Skypeクレジット」を利用して貰うことも考えましたが、諸条件を勘案してこのようにしました。
そして我妻さんは当初、当方からの薦めもあり、「肉体の手術※」を希望していましたが、以前化学療法を受けており、さらに今回一度はアービタックスを使用したので、これをどのように捉えたらよいか、というご相談を受けました。これについては私も見落としていたので、反省しておりますが、問題は、「化学療法を現在受けている場合」にはもちろん肉体の手術は受けられないけれども、
①たとえば我妻さんのように以前受けていて、中止し、その影響が現在ない場合はどうなのか、
また、これは我妻さんの場合ではありませんが、
②これからすぐに化学療法を受ける可能性がある場合はどうなのか、
という問題です。
これについては書籍『ジョン・オブ・ゴッド』の日本語訳ではいまいち判りにくかったので、kindle版の原書に当たってみました。すると「現行」という意味であることが判り、我妻さんの場合は受けても良いように思うのですが、なお、大事を取って受けないことにしました。また、これからすぐに化学療法を受ける場合にはついては9月ツアーでカーサに行った際に、カーサのスタッフとよく相談してきますが、必要があれば、エンティティーに直接聞ききたい、と思います。
※「肉体の手術」を受けるには以下の規準をクリアしていなければなりません。
18歳以上、53歳以下であること。てんかん、心臓病、糖尿病などの病気をもつ場合、また化学療法や放射線療法を現在行っている場合、受けることはできません。
肉体の手術を受けることの意味については下記の記事もご参照ください。
http://www.johnofgodloyola.com/entry/2013/08/19/152752
当方より電話を掛けると「人が一杯でメインホールには入れない。人があふれかえっている。外で待っていて大丈夫なのだろうか」という話です。セッションが始まる週の初日である水曜日は概して人が多いのですが、今日はことさら多いような感じです。
ただ、外国語が全く出来なくても、ファーストタイムラインの列が出来れば、皆赤いチケットをもっており、それが手からのぞいていたりするので判ります。またカーサのスタッフが外の人たちにも声を掛けます。本当に万一の話ですが、たまたまどこかに行って、その場におらず、次の列になっていたとしても、必ずジョン・オブ・ゴッドは診てくれますので大丈夫です。そしてそのことを我妻さんに伝えました。
しかし、外にいると暑かったり、立ちっぱなしになったりで疲れないかどうかという問題はあります。そのためにキャンプ用の折りたたみイスのようなものを持ってきている人もいます。
ところでカーサプロトコルはセッション時に白い服を着るように言っているのですが、結構みなさんいい加減です。中には赤!!や青!!の方もいます。1枚目に写っている水玉の人はエンティティーをなめてるのでしょうか。エンティティーの目がチカチカしそうですね。
我妻さんは同じポウザアダの宿泊客でロスアンゼルスからきた韓国系の方と昨日、翻訳アプリで会話をし、その人もファーストタイム・ラインなので呼ばれたら、声を掛けて貰うように頼んでみる、とのことでした。
私のほうからは、もし、ブラジルの日系の方とおぼしき人を見かけたならば、声を掛けてみることをお奨めしました。
それから、もし手術を受けた場合、タクシーでポウザアダへ帰るということについて、こんな短い距離をタクシーで帰るのか、乗車拒否されないのか、というようなことが我妻さんは気になったようでした。
私は「手術後、タクシーで帰るのはカーサのプロトコルであり、絶対に守るべきことであること、タクシー運転手はみんなそのことを知っている」ということを伝えました。歩いて帰れそうに思うのですが、実際、途中、意識を失って倒れてしまう人、歩けなくなってしまう人もいます(本当です)。ですので「現代医療の病院で外科手術を受けたばかりくらいの感覚」でいていただければ、と思います。ちなみにカーサからポウザアダへのタクシー代は10ヘアイス(約460円)で統一されています。歩いて30秒でも10ヘアイスです。ドライバーはおつりを持っていない場合があるので小銭を用意しておきましょう。
最初のセッションは「2オクロックライン」という指示でした。これはいま我妻さんの処置をするのに適当なエンティティーがいないので午後2時の回にもう一度来なさい、ということです。それからファーストタイムラインに並んだ人が必ず受ける「スピリチュアルパス」を受けました。この時点で午前11半を過ぎていたのでスープラインには並ばず(この人数のときに並ぶとスケジュールが詰まってしまうので)、ポウザアダに戻って食事をし、「2オクロックライン」に備えることにしました。
余談ですが、上の写真は我妻さんに撮って頂いた、今度新しくオープンする予定の「コーヒーショップ」です。実は私が前回行った2012年の時点ですでに着工されていたのですが、なんとまだ出来上がっていません!!! 1年半以上掛かっています。今年のFIFAワールドカップの日本人選手宿舎が、選手が現地に到着する2、3日前にやっとぎりぎり完成したという話もうなずけますね。
我妻さんがみたときは、現地職人2人が床の処理をしていたそうです。我妻さんによると、こういうのは、床のコンクリートを荒打ちして機械で磨いて、耐水ペーパーで洗い出しというようなプロセスをとるとのことですが、その洗い出しの作業だったそうです。そして職人たちは1人が水をまいて、1人が磨くということをトロトロとやっていたそうです。
我妻さんは施工のプロで、職人をまとめている方ですので、日本だったら「オメーら、チンタラやってんじゃねぇー!!!」と怒鳴りつけてやっていた、くらいのていたらくだったそうです。まあ、まあ、親方、どうどうどう・・・・・。
つづく