ジョン・オブ・ゴッド シドニーセッション報告(3)
様々な任務
期間中の私の仕事はというと、「ラインごとの人数を数えて、エンティティーに報告する」というものと「来場者の受け付け」です。
まず、「カウンティング」についてですが、ラインごとの人数を数えるのはブラジルでも同様です。カーサではカウンティングを専門とする人が数名いますが、今回は会場がとても広いのでボランティアの人々がそれぞれの区画を担当し、最終的に集計する形を取りました。
やり方はラインの名前が呼ばれるとそのラインに該当する人は手を挙げ、それを紅白における日本野鳥の会のようにカウンティングをしていきます。しかし、「なぜ、ラインごとの人数を数える必要があるのか、なぜエンティティーはラインの人数を正確に把握する必要があるのか」――その理由を私はこれまで誰かから説明を受けたことはありません。また、あまり深く考えたこともありませんでした。
そして今回、この理由について、このカウンティングの仕事をやってみて、おぼろげながらわかったことがありました。全体の運営(人の流れ)を眺めていて気づいたことです。
私が観察した内容について、まず説明します。
エンティティーの方々は今回のセッションではラインをしばしば途中で交代(チェンジ)していたということがありました。たとえば最初にオペレーションラインがよばれ、流れが始まっている途中でセカンドタイムラインが呼ばれ、オペレーションラインはストップするというようなことです。特に混乱はありませんでしたが、これを何度も行いました。これはブラジルではやらないことです。ブラジルのカーサでは一つのラインが呼ばれたら、それがどれだけ人数が多くてもいったん始まったラインは最後まで終えます。途中で交代したりはしません。
もう一つは、セカンドタイムラインのカードを二種類の色に分けていたということがありました。ホワイトとピンクです。これはどちらも同じ意味ですが、セカンドタイムラインの希望者全員を二等分するような割合で配布されました。もちろん、これらはすべてエンティティーの指示によるもので、カードを分けることも当日の朝、エンティティーが決めて、伝達してきたことでした。これもブラジルでは行っていません。午前のカードと午後のカードの色が違うことはありますが、それだけです。
そしてこれはブラジルでのことですが、カーサではエイトオクロックライン(午前8時に来るように)とツーオクロック(午後2時に来るように)があり、それぞれ、その病気・状態をみる専門のエンティティーがいる時間にまた来なさい、というやり方があります。
以上のことを勘案してみました。もちろん、これは私の推測ですし、理由は判らないのですが今回、シドニーの会場には、ブラジルのカーサに現れるエンティティーの方々全員を動員していないのではないかということです。つまり、治療にグループで当たることはブラジルでも同じですが、今回はあまりスタッフが多くないので、あるグループが扱える許容人数に達するといったんクローズし、それをこなし、それが終わるとまた受け入れる、という体制を作り、治療にあたっていたのではないかということです。
つまり、私が今回のことで推定したことは「エンティティーの治療グループは複数あり、それぞれのグループには専門性がある」、「エンティティーの方々も有効に機能するための数的限界があり、適切な手順を採らないと機能不全になる」ということです。エンティティーの治療はやはり「魔法の杖」ではなく、現代医療を含めてヒーリングということのパラダイムが拡大した先にあるものなのでしょう。
ボランティアのIDとバッジです。バッジに書かれているのは「OBRIGADO(ありがとう・ポルトガル語)」です。私は会場で「ブラジルの日系人」と結構間違われていました。
それともう一つの仕事は「受け付け」ですが、これはゲートから入っている入場者のチケットを確認したり、リストバンド形式の入館証を腕に付けてあげたり(自分で一人でやるのは結構大変です)、それぞれのラインのカードを渡したりという仕事です。それにさまざまな施設・設備の場所の案内や使い方の説明、あるいは入場者の抱く様々な疑問に適切な回答・アドバイスを差し上げる、ということもあります。
特に3日通しチケットの人は、今日自分はなにをすればよいのか、と迷う人も多く、その人たちと話をします。しかし、個人的な話ですが、オーストラリアの英語は早くて聞き取りにくい上に単語の発音もアメリカ英語と違っています。これには本当に苦労しました。たとえば、単純な「name」というような単語も「ナイム」と発音されると瞬時にはわかりません。周りのスタッフに助けてもらいながら、なんとかしのいだような感じです。加えて一日中、同じ事を繰り返ししゃべりっぱなしで、スタッフ全員気が狂いそうでした。
記念に頂いたキャップです。
特に3日通しチケットの人は、今日自分はなにをすればよいのか、と迷う人も多く、その人たちと話をします。しかし、個人的な話ですが、オーストラリアの英語は早くて聞き取りにくい上に単語の発音もアメリカ英語と違っています。これには本当に苦労しました。たとえば、単純な「name」というような単語も「ナイム」と発音されると瞬時にはわかりません。周りのスタッフに助けてもらいながら、なんとかしのいだような感じです。加えて一日中、同じ事を繰り返ししゃべりっぱなしで、スタッフ全員気が狂いそうでした。
記念に頂いたキャップです。
これも頂いたポロシャツです。日本に持ってくる間にシワシワになってしまいました。
そして別の次元の視点に基づくと、私にはまた別の役割があったように思います。
それは入り口にいることで入場者のエネルギーの浄化をすることです。実は入場者の携えてくるネガティブなエネルギーというのは、思った以上に強烈なものでした。ご病気の方に多いのですが、暗く重い雲のようなエネルギーが、あっという間に私のエネルギーフィールドに流れ込み始めると、ハートのチャクラが閉じそうになってしまいます。相手はなにも感じず、普通に話しかけてきたりしますが、私にとって、それをまともに受け止めるのは大変なことでした。
そうしたエネルギーに対して、どうやって自分の中のバランスを取り、一瞬でクレンジングしていくのかが、自分にとっての大きなテーマだったように思います。そういえば今年9月のカーサで、ジョン・オブ・ゴッドが私が通訳をしているときに私自身のセッションでは無いにもかかわらず、私に語りかけてきた言葉が「クレンジング」でした。私はそのとき、自分の内面だけのことかと思っていたのですが、おそらくこのことも意味していたのだと、このとき気づきました。
クリスタルベッド設置の様子です。開催期間中3日間の写真が無くて申し訳ないのですが、その期間は特別に許可された人以外写真撮影・録画・録音等が禁止のためです。
それは入り口にいることで入場者のエネルギーの浄化をすることです。実は入場者の携えてくるネガティブなエネルギーというのは、思った以上に強烈なものでした。ご病気の方に多いのですが、暗く重い雲のようなエネルギーが、あっという間に私のエネルギーフィールドに流れ込み始めると、ハートのチャクラが閉じそうになってしまいます。相手はなにも感じず、普通に話しかけてきたりしますが、私にとって、それをまともに受け止めるのは大変なことでした。
そうしたエネルギーに対して、どうやって自分の中のバランスを取り、一瞬でクレンジングしていくのかが、自分にとっての大きなテーマだったように思います。そういえば今年9月のカーサで、ジョン・オブ・ゴッドが私が通訳をしているときに私自身のセッションでは無いにもかかわらず、私に語りかけてきた言葉が「クレンジング」でした。私はそのとき、自分の内面だけのことかと思っていたのですが、おそらくこのことも意味していたのだと、このとき気づきました。
クリスタルベッド設置の様子です。開催期間中3日間の写真が無くて申し訳ないのですが、その期間は特別に許可された人以外写真撮影・録画・録音等が禁止のためです。
回復室の様子です。
(4)へ続きます。