IDカードやっと出来上がりました。

IDカードやっと出来上がりました。

カーサではエンティティーが絶対であり、そのすべてです

カーサの運営を一言で言えば「エンティティーからのトップダウン」です。運営・業務に関わる大事なことはすべてエンティティーに問い合わせ、エンティティーがYESと言えばYESですし、NOと言えばNOです。これはミディアムであるジョアンさんの意思は全く関係ありませんし、ジョアンさんが後に(ミディアムの時は自分の意識は無いので)その決定に口を出すことはできません。

水・木・金のセッション日がどのように運営されるか、海外への遠征ヒーリングの日程や会場の作り方から、カーサ近辺のポウザアダ(宿)を開くのもすべてエンティティーへ問い合わせ、その許可を貰います。宿の料金の上限・タクシー料金もすべてエンティティーからの指示です。事務局に長年勤めていているスタッフでも勝手な判断をすることはできません。カーサには「事実上のNo.2」などどこにもいないのです。エンティティーはカーサとスタッフ、またそれに関わっているアバジャーニア村の周辺住民がどのようにあるのが望ましいのか、過去も未来もすべて見据えて、最良の選択をしているからです。実際に働いているのは人間ですが、実務的な運営の全てをエンティティーが仕切っているという事実をぜひご理解いただければ、と思います。

公認ガイド(Authorized Guide)の許可も事務局がするのではなく、エンティティーに許可を求め、エンティティーがその人間がガイドにふさわしいと認めれば、その人は公認ガイドです。そこにはエンティティーとその人の一対一の関係があるだけです(エンティティーは集合意識なので一対一で良いと思います)。そしてエンティティーが一度口にしたことが後に翻ることはありません。


私が許可を貰ったのは忘れもしない2014年の9月でした。

思い返せば不思議な流れでした。カーサに何度も通ううちにカーサのことをもっと日本の人に知って貰いたく『ジョン・オブ・ゴッドに会うために 』というサイトを作ったのが最初でした。これを作るのは大変だったのですが、なぜかどうしても作りたくて1ヶ月間ほとんど休まず作ったのを憶えています。それは良いのですが、作った途端にある方からメールを頂きました。その内容は「カーサツアーに参加します」というものでした。

サイトを作っただけでこちらはツアーのことなどみじんも考えたことがなかったので「これはなんだろう。少し頭のネジの緩んだ方なのかも知れない」と思っておりました。するとまた別の方からお電話頂き「ツアーはいつ開催するのか」という問い合わせです。よく話をお伺いすると「もうツアーをやるものだと思っていた」とのこと。ではとりあえず、募集してみて、こなかったらそれでおしまいにしようとしたところ、結局私を含めて7人になりました。そして最初にメールをくださった方も参加することになったのですが、この方は将来のことがビジョンとして見える方だったらしく、その方を含め、私たちがカーサツアーを行っている様子が映像として現れたのでそうしたメールを送ってみた、とのことでした。

こうして何かに背中を押されるように1回目のカーサツアーは行われました。1回目のツアーは本当に楽しく、あっという間の二週間でした。そしてセッション最終日の金曜日、これも不思議なことなのですが、同宿のイギリス人女性で公認ガイドの方が私もガイドの許可を貰うべきだと言ってきたのです。それが実際どういうことなのかもよく判らなかったのですが、午後のセッションにあわてて、その場で適当に翻訳した願い事を持って列びました。

セカンドタイムラインに列びエンティティーの前にいくと英語の通訳者が願い事の紙を預かり、エンティティーと話をしています。私は話が終わるまで待っているつもりだったのですが、他のスタッフが先に行けというので、仕方なく促されるままに最後の治療室に入っていこうとしました。すると通訳者が追いかけて来て、こっちへ来いと言われ、治療室ではなく、メインホールへ通じる通路に連れて行かれました。私は、自分が何かしたのか、そんな変な願い事だったのか、もしかして怒られるのではないかと内心ドキドキでした。連れて行かれた薄暗い通路で通訳者は声を潜め、願い事の紙の文章をさして「Sim(シン)」(はい)とだけ言いました。OKということらしいです。なんだそれ、それならもっと先に言って、そしてなんでここに連れてくる、という感じだったのですが、とりあえず許可を貰ったという次第です。

しかし、エンティティーの許可が最終日の午後になったということは、やはり、エンティティーは私がそのツアーで終始どのように振る舞うのかを最後の最後まで観ていたということか、と後から思いました。

そしてIDカードですが、先にも述べたとおり、エンティティーの許可もあり、中で働いてるスタッフも解ってくれているのでカードを持つこと自体はどうでもよかったのですが、IDカードがないと、他の外国人にときどき聞かれることがあり、いちいち説明しなければならないのでそれが面倒なのに気づきました。それで今年の3月にお願いしたところ、なにかIDカード作成用の機械が壊れていて作れない、というようなことでそのままなっておりました。そして今回やっと出来上がったという次第です。

末筆ですが、カーサツアーは次回で5回目です。
私がツアーを重ねるのには理由あります。それはエンティティーが本当に喜んでたくさんの人々を救いたい、手をさしのべたくて仕様がない、と思っているのがエンティティーを観ていて解るからです。ぜひ、Dr.ジョセ・バルデヴィーノの優しい笑顔に出会ってください。Dr.ジョゼ・ペンティアードの親切なアドバイスを聞いてください。 Dr.アウグスト・ジ・アルメイダの全てを見通す鋭い眼光に射貫かれてください。

エンティティーは訪れる人の過去も未来もすべて織り込み済みで今行うべき最善のことを教えてくれます。

もちろん、エンティティーのいう50%の努力は必要でしょう。エンティティーが我々に求めているのは、いままで培ってきた信念や思考形態を見直すこと、まず自分が変わろう、こうありたい、という思い・意図を強く持つ事でしょう。エンティティーに願うことはそのための道筋を示して貰うこと、そのための障害となっていることを明らかにしてもらうことです。もちろん信じることも大事な要素です。病気の方であれば絶対に治る、と信じて、なにをすれば良いのか教えてもらうことです。それには現代医療との連携も視野に入れる必要はあるでしょう。私が見てきた奇跡も当事者の内面の変化を語らずにはその全体性を理解することは出来ないものばかりです。大事なことは御自身の内面・心のあり方が変わらなければ、治癒のサイクルに入っていけないことがある、ということを知ることです。

そして私はこれからも日本のガイドとして、日本とブラジル-アバジャーニアの架け橋として、たくさんの日本の人たちをエンティティーとつなげていきたいと思っております。カーサの門は誰にでも開かれています。どうぞよろしくお願いいたします。


※私の写真はカーサスタッフが、自分のスマホで顔の前まで近づけて撮っており、魚眼レンズの写真みたいになっています。このあたりはブラジルです(T-T)。

リコネクション仙台
カーサ公認ガイド 森 貴浩  2015/12/05