エンチダージ(エンティティー)への写真提出サービス9月期募集について

エンチダージ(エンティティー)への写真提出サービス9月期募集について

はじめに

夏らしい蒸し暑い日が続いておりますが、朝顔の花が開きはじめるのが楽しみな毎日です。


エンチダージ(エンティティー) への写真提出サービス-2016年9月提出分(9月8日[木]締め切り)を募集いたします。


※タイトルですがこれまで「エンティティー Entity」と英語の発音を表記しておりましたが、今後「エンチダージ Entidade」とポルトガル語の発音の表記へ変更いたしたく存じます。これまでも「カーサ CASA」を「カーザ CASA」、ミディアムである「ジョン John」さんを「ジョアン João」さん[お名前ですので正式な発音で呼ばれるが当然かと存じます]とできる限り、ブラジル現地の人の発音にして参りました。このこともその一環としてお考えください。当面は併記いたしますが、近いうちに統一したいと存じます。

●前回7月は当方が写真を直接エンチダージに提出いたしまして、たくさんの方にメッセージを頂くことができました。また、「あなたが日本から連れてくるツアーメンバーが大好きです」とも言ってくださいました。距離的には遠く離れた日本の人々に本当に手をさしのべたいと思っているがはっきり判り、当方も本当にうれしく思いました。

●前回より、小さなお子様用にハチミツの処方がなされております。ハーブと同様にお取りいただけますので、お申し込みの際にご希望頂けますようお願いいたします。なお、ハチミツが処方されるかどうかはエンチダージ(エンティティー) の判断となりますのでご了承くださいますようお願いします。

●前回に引き続き、これまでこのサービスを継続していて実感したことを記しておきます。

それはやはり「エンチダージ(エンティティー) はクライアントの方々の強い意図に反応する」ということをご理解頂きたいということです。ご病気方であれば、写真をエンチダージ(エンティティー) へ提出すれば、まずなんらかの気づきがあるかと存じます。それはこれまで培ってきた信念、ネガティブ思い癖・思考回路、そのことと深く関わっている生活習慣、仕事の仕方、人間関係の流儀などについてだと思います。そしてそれらは「病気という現状」を維持しているものであり、改めてこれまで人生の大きな枠組みの中で捉えるべき事柄かと存じます。

そしてそれを理解したならば、そのことに取り組むと同時に御自身が変わっていくことを決心して頂きたく存じます。変わっていく自分を受け入れていくことはこれまで自分が正しいと思ってやってきたことを変えることでもありますので、苦しい作業かもしれませんが、それがエンチダージ(エンティティー) の望む50%の自助努力だと存じます。そのことで治療効果は何倍にも上がります。

ですから、一つにはカーザのヒーリングエネルギー、もう一つは御自身の強い意図・信じる心、この二つが出会って始めて回復のプロセス、治癒のプロセスに入っていくことができるということかと存じます。

 

ぜひ代理で申し込まれる方もご本人にこのことをご確認頂きたく存じます。

そしてこれは霊性の向上を願う方、またヒーリング能力の格段の向上を願う方にも同様に当てはまることかと存じます。

 

概要


これは様々な理由でカーザに直接行くことができない方の写真を「ブラジルのカーザに持参し、セッション時にエンチダージ(ジョアン・ジ・ディウス)に診せる」という機会の提供です。

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ご病気の方のみではなく、霊性の向上を願う方、またヒーリング能力の格段の向上を願う方もお申し込みいただけます。

特にご病気の方について申し上げたいことは、もちろんカーザに直接行ってヒーリングを受けることはひとつの見識かと存じますが、ご病気の場合、まず写真サービスにて急ぎ、エンチダージ(エンティティー) とのつながりを持ち、病状としてカーザに行ける状態になるよう、また環境・条件的にも可能となるようエンチダージ(エンティティー) に手配して貰うことがとても重要と考えます。

加えて、エンチダージ(エンティティー) からのメッセージがあった場合にはお預かりして確実にお伝えします。また、事前・事後の打ち合わせ・ご相談にも丁寧に対応いたす所存です。

別の観点からですが、このことはエンチダージ(エンティティー) とのつながりを確実に持つということであり、これをきっかけに到底行くことは無理だと思っていたブラジル カーザへ万難を排して導かれる方も多いことと存じます。

このヒーリングは「ご病気の状態にあること」、「これまで培ってきた信念や思い込みによる人生の生きづらい感覚・不快感」、また「これまで取り組んできた霊性向上のいとなみに係る行き詰まり」などを契機とするスピリチュアルプロセスのサポートです。

我々は肉体を借りた霊的存在であり、人間社会において人と人が助け合って生きていくように、肉体を離れても我々を助けたいと思っている愛にあふれた存在がいるということです。そして霊性の向上のプロセスにおいては当人の自助努力も要求されます。ですのでこれは決して「単なる神頼み」ではなく、そのような心づもりでのお申し込みもご遠慮いただけますようお願いいたします。

エンチダージ(エンティティー) の一人であるアウグスト・ジ・アルメイダ医師も申しているとおり、ヒーリングには、忍耐と根気強さ、粘り強さと信じる心が必要です。もちろんヒーリングのプロセスは一人一人個別ですが、このヒーリングを続けていくなかでヒーリングがその方にとって、もう必要ないとエンティティーが判断すれば、ハーブは処方されなくなります。ですのでぜひ自助努力と併せて盲信ではなく「エンチダージに委ねる心」も必要であることをご理解いただけますようお願いいたします。

※写真提出はエンチダージによる遠隔ヒーリングが行われることを意味しますが、「霊的手術 Spiritual Operation」を意味するものではありません。

お申し込み方法・手順


新規の方
1.この記事下方にあります必要情報の内容を記載し、併せてお写真(全身の写っているもの、メールへの添付ファイルとして)と共に下記メールアドレスまでご連絡ください。
※なお写真の要件は記事下方をご参照ください。

ap@reconnect333.jp

海外からのお申し込みも可能です。その場合、PayPal経由のクレジットカード決済(メール決済)となります。ハーブのお渡しは国際eパケットを利用し、追加送料は不要です。配達日数は地域によりますが例えば北米ですと+約1週間くらいです。


◎返信は2日以内に行います。
携帯およびスマホのメールアドレス、またhotmailでお申し込みの方でPCからのメールが届かない方が多いように思います。お申し込みの前に、PCからのメール(ap@reconnect333.jp)が受信できるように設定をご確認ください。新しいカーサのプロトコル等、しばしばとても大事な情報を一斉送信しますので、よろしくお願いいたします(特に「@ezweb.ne.jp」のメールアドレスの方はよろしくお願いします)。

hotmailアドレスからの送信はできれば避けて頂けますようお願いいたします。また、2日以内返事がお届けできていない場合には、迷惑メールのボックスに入っていないかどうかも御確認頂いた後、フリーダイヤル等でご連絡いただけますようお願いいたします。


※なお、カーザより公式に「エンチダージから処方されるハーブはエンチダージが『止めて良い』と言うまで飲み続けることが望ましい」ということを聞いており、ハーブの途切れない日程にて、今後とも継続していく予定です。ただ、このことは皆様になにかを強制するものでは無いことを申し添えます。

再度申し込まれる方
再度、申し込まれる方はお名前のみで結構です。また新たな願い事がある場合にはそれだけを日本語で付け加えてください。願い事は3つまでですので、以前の願い事のいずれかを削除する形になります。なお、病状・病名に関しては専用のフォームでまとめ、それが治癒されることを1番目の願い事としておりますので、病状・病名を複数追加しても残り二つの願い事が削除されることはございません。

写真は前回提出したものとは別のもので、最近撮影したものをご用意ください。

お申し込み締め切り(9月期)

2016年9月8日(木)締め切り ※ハーブのお届けは9月26日(木)前後です。
※なお、次回は11月3日(木)※ハーブのお届けは11月24日(木)前後です。
※また、次々回は12月21日(木)※ハーブのお届けは2017年1月12日(木)前後です。

※先述の通り、できる限り、継続して飲むことが望ましいということですので、ハーブの途切れない日程を組んでおります。

料金ならびにお届けするもの


◆◆9月期◆◆
●8,000円(1名につき)ハーブあり
※過去に一度でも申し込みされた方は7,000円です。

・内訳 現地スタッフ手数料、ハーブ代金、EMS料金、関税、国内配送料

お届けするもの
・ハーブ 

・祝福された水(小瓶30ml) 

※ハーブが処方されず、もう止めて良い、とエンチダージがいった場合にはハーブ代金のみの実費を返金いたします。その際は銀行口座番号をご連絡ください。

●5,000円(1名につき)ハーブなし
お届けするもの
・祝福された水(小瓶30ml) 

事情があってハーブが飲めない方のためのものです。エンチダージへ直接持っていき、診てもらい、願い事の提出も含めて「この人を守ってください」とヒーリングをお願いします。この場合、ハーブは処方されませんがエンチダージからメッセージある場合には、かならずご本人へお伝えいたします。

●ペットを含む動物の場合 5,000円(1個体につき)
お届けするもの 

・祝福された水(小瓶30ml) 


●プレーヤー(Prayer)
※「写真を預かり、カーサの三角形の底辺に挟んで祈りを捧げてくること」についてはいずれも無料で行っております。
※当方よりお送りするものはございません。

◇「祝福された水」については「水への祈り」によって、ほかのミネラルウォーター等へ転写・拡張することが可能です。詳しくはこちらをご覧ください。

◇支払い方法は銀行振り込み(ゆうちょ銀行、楽天銀行ジャパンネット銀行)でお願いしております。ペイパル経由のクレジットカード決済もございますが、決済手数料350円(メール決済)が追加となります。

事前の重要な確認事項


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◆ハーブが処方された場合、以下の通り、禁忌事項があります(ハーブを飲み終えるまで約2ヶ月間です)。必ずご確認ください。また当人に代わって手続きをされる方はご当人の承諾を事前に必ず得るようにしてください。後から本人に説明したり、説得したりということは厳に慎んでください。

ハーブを服用している期間、アルコール類全般・胡椒・唐辛子類(黒胡椒・白胡椒・唐辛子、わさび、カイエンペッパー〔Cayenne pepper〕・チリ類等々)・有精卵および有精卵を含む食品全般を口にすることはできません。※有精卵というのは受精した卵のことです。スーパーで見かけることはまずありません。

※特に日本人の食生活で避けるものに当てはまるものを考えてみると「鼻につんとくるようなワサビ、体が熱くなるほどのショウガ、生のニンニク、辛子明太子、和辛子」などが思いつきます。

食の禁忌に関する見解
ただし、あまり厳格にとらえなくても大丈夫です。辛いと感じないハムやソーセージに入っている微量の胡椒、フライの下味の胡椒、ソースやケチャップに入っている胡椒、甘酒や醤油に入っている微量のアルコール等ほとんど判らないものについては大丈夫です。甘口のカレーライスも大丈夫です。

基本の考え方は、エンチダージからのヒーリングエネルギーは繊細・精妙なものなので、それを途切れること無く受け取るために、食生活を含む生活全般において刺激物を少なくし、穏やかに過ごすということです。もちろん、ハーブ自体にもエンチダージによってその当人のためだけのエネルギーが込められています。
 そして嗜好品である香辛料は「このぐらいならば良いだろう」というような妥協を繰り返すと程度が判らなくなるのでこの基本の考え方を忘れないようにしてください。

※また当然、食品類の制限にはご家族のご協力も必要ですのでよろしくお願いします。

ご病気の方の代理で申し込まれる方は、ハーブを飲むか飲まないかに関わらず、ご当人へこのサービスの主旨と内容を必ず説明し、ご納得頂いてから(ご病状から無理の場合は結構です)お申し込み頂けますようお願いいたします。また、代理であることははっきりと判るようにメールに記載頂けますようお願いいたします。

お問い合わせ


申し込みをされる前に、ご相談あるいはご不明な点、気がかりなことがございましたならば、「ap@reconnect333.jp」もしくは下記ご連絡先にお願いいたします。
(例:幼児でハーブが飲めない/アレルギーがある等)

0120-404-133(リコネクション仙台) 担当 森
090-1371-8188(森携帯)
        (AM9:00~PM9:00)

写真の要件について


※写真はメールへの添付ファイルでお願いします。

◆2ヶ月以内のもの

全身の写っている、鮮明で少し大きめのもの(カラー撮影)をご用意ください。白い服である必要はありませんが、服、背景ともにうるさくない程度にお願いします。

必要情報(メール本文に記載してください)


ご病気の方の場合
1.お名前(ローマ字と漢字両方で)
2.生年月日
3.ご住所(ローマ字と漢字両方で。郵便番号もお願いします) ※ローマ字が苦手の方は読み仮名をお願いします。
4.お電話番号
5.ご病名 医師の診断によるもの
6.原因と症状を2、3行に簡潔にまとめてください。
7.お願いしたい癒やしを3つまで。(簡潔にまとめてください)※日本語でお願いします。

霊性の向上を願う方、ヒーリング能力の格段の向上を願う方の場合
1.お名前(ローマ字と漢字両方で)
2.生年月日
3.ご住所(ローマ字と漢字両方で。郵便番号もお願いします) ※ローマ字が苦手の方は読み仮名をお願いします。
4.お電話番号
5.願い事を3つまで。(簡潔にまとめてください)※日本語でお願いします。

ペット含む動物の場合
上記、ご病気の方のフォーマットをご利用ください。生年月日がはっきりしない場合にはおおよその時期で結構です。

願い事を考える際の参考


願い事については、病に関すること、霊性の向上のこと、自分以外の人との関係性に関すること、金銭上の問題等いろいろおありかと思いますが、現在自分の感じている不快感あるいは障害をもたらしている根本の原因を明らかにしてもらうよう、エンティティーにお願いするのが最善と存じます。こうした表現は、他力本願や全面的な依存ではない、自分の努力の重要性について理解している、というこちら側の姿勢をエンチダージに明確に示すもっともよい言い回しのように存じます。ご参考にしていただければ、と存じます。

また、エンチダージは写真を送ろうと思った瞬間から、ご当人の意図を理解しておりますので、願い事の文はできるだけ、簡潔明瞭にお願いいたします。

もちろん、書かれた願い事の内容に関しては、どんな内容であっても当方から口を差し挟むことはありません。

書き方について迷われた場合には、お電話等でもご相談させて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせください。

その他重要事項

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●セッション時にエンチダージが写真にチェック(×〔ばってん〕等)をした場合、それは「写真の当人がカーザに直接来なければならない」ということです。めったにないことですが、その際はご相談させていただきます。チェックされた写真は返却いたします。

●写真を見て貰った当人が、その後、カーザに行った場合には最初にセカンドタイムラインへ列ぶことになります。※写真にチェックされた方の場合ではありません。

●このサービスはご当人が全体性を取り戻すためのスピリチュアルプロセスのサポートです。具体的な「効果」を保証するものではありません。

●写真はセッション終了後、最終的にカーザの三角形の底辺に入れて祈ります。返却はしませんのでご了承ください。

以上

リコネクション仙台
カーザ公認ガイド 森 貴浩  2016/07/22

 

カーザツアー募集中

ブラジル入出国カードの書き方

ブラジル入出国カードの書き方

 

ブラジル入出国カードの入手

ブラジルの入出国には『ブラジル入出国カード-Cartao de Entrada e Saida』(カルタゥン  ジ  エントラーダ  エ  サイーダ)を提出する必要があります。
 
入出国カードは日本から出発した場合、ブラジルに到着する航空機の中で配布されます。ただ、事前に手に入りますので、これをあらかじめ用意して携行した方が機内の薄暗い灯りの中、細かい字を読み取り、何が正解なのか迷いながら記入するよりも良いかと存じます。
 
ブラジル入出国カードは「ブラジル連邦警察ホームページ」からダウンロードすることができます。
『Cartao de Entrada e Saida』-下記がアドレスです。
 

ブラジル入出国カード

 

ファイル形式

ダウンロード出来るファイルはその形式で二種類あり、PDF形式とワード文書形式(DOC)です。
 
Word文書ファイルですが、ダウンロードした後、Wordアプリケーションで開いて、キーボードで入力し、打ち出すことができるので便利です。
注意: ただ純正のWord以外の互換ソフト、たとえばOpenOffice等では開くことは出来ても印刷時にフォームが崩れて使い物になりません。いくつか試してみましたがダメでしたので、Wordをお持ちでない方はPDF文書をプリントアウトしたものに手書きするのがよろしいかと存じます。
 
 A41枚に打ち出します。まん中から半分に切るようになっています。
赤い文字で左側が 1ª Via」、右側が「2ª Via」とあります。  
打ち出す用紙は機内で渡される用紙と違って複写式ではないので右側「1a via」 と左側「2a via」に2回同じ事を書くことになります。
 
 1ª Via」は1】~【9】までを記載します。
 
2ª Via」は【1】~【5】までを記載します。
 
2ª Viaの入出国カードはご自分で保管し、帰国(出国)の際提出することになりますので絶対になくさないようにしましょう。紛失した場合、どうなるのかは不明です。
 
打ち出した後、紙を二つ折りにする中心線が切り取り線となるようなフォーマットです。提出する前に切り離しておきましょう。
 

記載内容

ほぼポルトガル語をメインにその他の言語で項目名が記載されています。日本人には一見解りにくいように存じます。
 
それでは書き方について項目ごとに見ていきたいと思います。
 

ブラジル入出国カード 名前 目的 パスポート番号

【1】「NOME」は「名前」です。
→ローマ字で記入します。名→姓の順番です。
 
【2】「MOTIVO DA VIAGEM」は「旅行の目的」です。
「1」TURISMO     観光
「2」NEGOCIO     仕事
「3」CONGRESSO  会議および学会
「4」OUTROS    その他
→観光の場合は「1」の「TURISMO」の前の○を塗りつぶします。
 
【3】「NÚMERO DO DOCUMENTO DA VIAGEM」は「パスポートナンバー」です。
 
 
ブラジル入出国カード 便名 出発地と到着地 国籍
【4】「NÚMERO  E SIGLA DO VOO」は「便名」です。
「VOO」(ヴォウ)とはフライトのことです。例「voo internacional(国際便) 、voo doméstico(国内便)
→航空会社の略号と便の番号を書きます。見本は「DL」デルタ、221便のことです。お持ちの航空チケットに書いてある通りに記載してください。
※例えば北米経由などで乗り継ぎをする場合、当然ですが最初に乗る便名ではなく、ブラジルに入国する際の便名を記載します。
 
【5】「PAÍS DE ORIGEM OU PAÍS DE DESTINO 」は「出発地と到着地」のことです。
→日本の場合、現在、ブラジルへの直行便がないので必ずどこか他国を経由して入国します。そのためここには最初に「経由国名」が「出発地点」という理解になります。例えばアメリカから出発している場合、まず「U.S.A」と書き、次に到着地を「Brazil」と書きましょう。見本はアメリカ出発です。
 
【6】「PAÍS DE NACIONALIDADE」は「国籍」です。
→「Japão」と書きましょう。
 ※「a」の上にある「~」はなんぞや、という疑問があるかも知れません。これは鼻音符til(チウと発音します)といって鼻音の記号です。英語だとジャパンがポルトガル語だと「ジャパォン」のような発音になります。
 
 

ブラジル入出国カード 居住地 性別 生年月日

【7】「PAÍS DE RESIDÊNCIA」は「居住地」です。
→「Japão」と書きましょう。
 
【8】「SEXO」は「性別」です。
→「MASCULINO(男性)」か「 FEMININO(女性)」どちらかの前の○を塗りつぶしましょう。
 
【9】「DATA DE NASCIMENTO」は「生年月日」です。日/月/年の順に日月は二桁、年は西暦四桁で記入します。
 
【10】「ESTRANGEIROS RESIDENTES NO BRASIL」の意味は「ブラジル在住外国人」ですので、記載不要です。
 
※「USO OFICIAL」とある部分は管理用の空欄なのでなにも記入しないようにします。
 
つぎに右側の「2ª Via」ですが左側にならって【1】~【5】までを記載します。

ブラジル入出国カード 左側

 
以上、皆様のブラジルへの旅がすばらしいものとなりますことをお祈りいたします。
 

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※下記の通り8月臨時ツアーも募集中です。

www.johnofgodloyola.com

エンティティーへの写真提出サービス7月期募集について

エンティティーへの写真提出サービス7月期募集について

はじめに


◆◆エンティティーへの写真提出サービス-2016年7月提出分を募集いたします。

7月は臨時のツアーを催行することになりましたので、当方が携行または現地にてプリントアウトして提出することといたしました。

◆今回、有料サービスをご利用いただいた場合、カーザクリスタルを同梱にてお届けする予定です。

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※カーザクリスタルとはエンティティーによりそれを持つ人個別のプログラムがなされ、必要なエネルギーが注入・保持されているクリスタルのことです。このことは当方がジョン・オブ・ゴッドのお店でクリスタルを購入後、カーザのカレントルームに持っていき、エンティティーと一緒にワークすることによるものです。


一つ一つのカーザクリスタルは最初から持ち主(行き先)が決まっています。それはエンティティーの采配によるものです。そしてエンティティーにより一つ一つプログラミングされたクリスタルはそれが手元にやってくる人々の様々なネガティブなエネルギーを取り払い、肉体や心の癒やしをもたらす、それを持つ人の為だけの特別なパワーストーンと言えます。

クリスタルを含めお届けする石類はブラジル ミナスジュライス州で採取されたとても質の高いものです。ポイントの重さは150グラム前後です(形は様々です)。今回はクリアなクリスタルの他に同じ価格帯のローズクォーツあるいはアメジストのポイントを選べるようにいたしました(透明なクリスタルより高価なので重さはそれぞれ少なくなります。どれもカレントルームに持参いたします)。その他、同程度のペンダントトップも各種選択(種類・形状)頂くことが可能です。
※それぞれ予算で購入できる最も大きなサイズあるいは上質のものを購入いたしたいと存じます。

 

※種類についてはお申し込みの際にご指定ください。

●前回より、小さなお子様用にハチミツの処方がなされております。ハーブと同様にお取りいただけますので、お申し込みの際にご希望頂けますようお願いいたします。なお、ハチミツが処方されるかどうかはエンティティーの判断となりますのでご了承くださいますようお願いします。

●前回に引き続き、これまでこのサービスを継続していて実感したことを記しておきます。

それはやはり「エンティティーはクライアントの方々の強い意図に反応する」ということをご理解頂きたいということです。ご病気方であれば、写真をエンティティーへ提出すれば、まずなんらかの気づきがあるかと存じます。それはこれまで培ってきた信念、ネガティブ思い癖・思考回路、そのことと深く関わっている生活習慣、仕事の仕方、人間関係の流儀などについてだと思います。そしてそれらは「病気という現状」を維持しているものであり、改めてこれまで人生の大きな枠組みの中で捉えるべき事柄かと存じます。

そしてそれを理解したならば、そのことに取り組むと同時に御自身が変わっていくことを決心して頂きたく存じます。変わっていく自分を受け入れていくことはこれまで自分が正しいと思ってやってきたことを変えることでもありますので、苦しい作業かもしれませんが、それがエンティティーの望む50%の自助努力だと存じます。そのことで治療効果は何倍にも上がります。

ですから、一つにはカーザのヒーリングエネルギー、もう一つは御自身の強い意図・信じる心、この二つが出会って始めて回復のプロセス、治癒のプロセスに入っていくことができるということかと存じます。

 

ぜひ代理で申し込まれる方もご本人にこのことをご確認頂きたく存じます。

そしてこれは霊性の向上を願う方、またヒーリング能力の格段の向上を願う方にも同様に当てはまることかと存じます。

 

概要


これは様々な理由でカーザに直接行くことができない方の写真を「ブラジルのカーザに持参し、セッション時にエンティティー(ジョン・オブ・ゴッド)に診せる」という機会の提供です。

f:id:johnofgodloyola:20160626094411p:plain

ご病気の方のみではなく、霊性の向上を願う方、またヒーリング能力の格段の向上を願う方もお申し込みいただけます。

特にご病気の方について申し上げたいことは、もちろんカーザに直接行ってヒーリングを受けることはひとつの見識かと存じますが、ご病気の場合、まず写真サービスにて急ぎ、エンティティーとのつながりを持ち、病状としてカーザに行ける状態になるよう、また環境・条件的にも可能となるようエンティティーに手配して貰うことがとても重要と考えます。

加えて、エンティティーからのメッセージがあった場合にはお預かりして確実にお伝えします。また、事前・事後の打ち合わせ・ご相談にも丁寧に対応いたす所存です。

別の観点からですが、このことはエンティティーとのつながりを確実に持つということであり、これをきっかけに到底行くことは無理だと思っていたブラジル カーザへ万難を排して導かれる方も多いことと存じます。

このヒーリングは「ご病気の状態にあること」、「これまで培ってきた信念や思い込みによる人生の生きづらい感覚・不快感」、また「これまで取り組んできた霊性向上のいとなみに係る行き詰まり」などを契機とするスピリチュアルプロセスのサポートです。

我々は肉体を借りた霊的存在であり、人間社会において人と人が助け合って生きていくように、肉体を離れても我々を助けたいと思っている愛にあふれた存在がいるということです。そして霊性の向上のプロセスにおいては当人の自助努力も要求されます。ですのでこれは決して「単なる神頼み」ではなく、そのような心づもりでのお申し込みもご遠慮いただけますようお願いいたします。

エンティティーの一人であるアウグスト・ジ・アルメイダ医師も申しているとおり、ヒーリングには、忍耐と根気強さ、粘り強さと信じる心が必要です。もちろんヒーリングのプロセスは一人一人個別ですが、このヒーリングを続けていくなかでヒーリングがその方にとって、もう必要ないとエンティティーが判断すれば、ハーブは処方されなくなります。ですのでぜひ自助努力と併せて盲信ではなく「エンティティーに委ねる心」も必要であることをご理解いただけますようお願いいたします。

※写真提出はエンティティーによる遠隔ヒーリングが行われることを意味しますが、「霊的手術 Spiritual Operation」を意味するものではありません。

お申し込み方法・手順


新規の方
1.この記事下方にあります必要情報の内容を記載し、併せてお写真(全身の写っているもの、メールへの添付ファイルとして)と共に下記メールアドレスまでご連絡ください。
※なお写真の要件は記事下方をご参照ください。

ap@reconnect333.jp

海外からのお申し込みも可能です。その場合、PayPal経由のクレジットカード決済(メール決済)となります。ハーブのお渡しは国際eパケットを利用し、追加送料は不要です。配達日数は地域によりますが例えば北米ですと+約1週間くらいです。


◎返信は2日以内に行います。
携帯およびスマホのメールアドレス、またhotmailでお申し込みの方でPCからのメールが届かない方が多いように思います。お申し込みの前に、PCからのメール(ap@reconnect333.jp)が受信できるように設定をご確認ください。新しいカーサのプロトコル等、しばしばとても大事な情報を一斉送信しますので、よろしくお願いいたします(特に「@ezweb.ne.jp」のメールアドレスの方はよろしくお願いします)。

hotmailアドレスからの送信はできれば避けて頂けますようお願いいたします。また、2日以内返事がお届けできていない場合には、迷惑メールのボックスに入っていないかどうかも御確認頂いた後、フリーダイヤル等でご連絡いただけますようお願いいたします。


※なお、カーザより公式に「エンティティーから処方されるハーブはエンティティーが『止めて良い』と言うまで飲み続けることが望ましい」ということを聞いており、ハーブの途切れない日程にて、今後とも継続していく予定です。ただ、このことは皆様になにかを強制するものでは無いことを申し添えます。

再度申し込まれる方
再度、申し込まれる方はお名前のみで結構です。また新たな願い事がある場合にはそれだけを日本語で付け加えてください。願い事は3つまでですので、以前の願い事のいずれかを削除する形になります。なお、病状・病名に関しては専用のフォームでまとめ、それが治癒されることを1番目の願い事としておりますので、病状・病名を複数追加しても残り二つの願い事が削除されることはございません。

写真は前回提出したものとは別のもので、最近撮影したものをご用意ください。

お申し込み締め切り(7月期)


2016年7月11日(月)締め切り ※ハーブのお届けは7月25日(月)前後です。
※前回告知の日程より3日早めの締め切りとなりました。どうぞご了承ください。7月4日以降はブラジルからの対応となります。

※なお、次回は9月8日(木)※ハーブのお届けは9月29日(木)前後です。
※また、次々回は11月3日(木)※ハーブのお届けは11月24日(木)前後です。

※先述の通り、できる限り、継続して飲むことが望ましいということですので、ハーブの途切れない日程を組んでおります。

料金ならびにお届けするもの


◆◆7月期◆◆
●8,000円(1名につき)ハーブあり
※過去に一度でも申し込みされた方は7,000円です。

・内訳 現地スタッフ手数料、ハーブ代金、EMS料金、関税、国内配送料

お届けするもの
・ハーブ
・クリスタル類(ご希望のもの)
[すべて私がカレントルームに持参し、エンティティーと一緒にワークする予定です]。

※種類についてはお申し込みの際にご指定ください。

・祝福された水(小瓶30ml)
※ハーブが処方されず、もう止めて良い、とエンティティーがいった場合にはハーブ代金のみの実費を返金いたします。その際は銀行口座番号をご連絡ください。

●5,000円(1名につき)ハーブなし
お届けするもの
・クリスタル類(ご希望のもの)
[すべて私がカレントルームに持参し、エンティティーと一緒にワークする予定です]。

※種類についてはお申し込みの際にご指定ください。

・祝福された水(小瓶30ml)
事情があってハーブが飲めない方のためのものです。エンティティーへ直接持っていき、診てもらい、願い事の提出も含めて「この人を守ってください」とヒーリングをお願いします。この場合、ハーブは処方されませんがエンティティーからメッセージある場合には、かならずご本人へお伝えいたします。

●ペットを含む動物の場合 5,000円(1個体につき)
お届けするもの
・クリスタル類(ご希望のもの)
[すべて私がカレントルームに持参し、エンティティーと一緒にワークする予定です]。

※種類についてはお申し込みの際にご指定ください。

・祝福された水(小瓶30ml)

●プレーヤー(Prayer)
※「写真を預かり、カーサの三角形の底辺に挟んで祈りを捧げてくること」についてはいずれも無料で行っております。
※当方よりお送りするものはございません。

◇「祝福された水」については「水への祈り」によって、ほかのはミネラルウォーター等へ転写・拡張することが可能です。詳しくはこちらをご覧ください。

◇支払い方法は銀行振り込み(ゆうちょ銀行、楽天銀行ジャパンネット銀行)でお願いしております。ペイパル経由のクレジットカード決済もございますが、決済手数料350円(メール決済)が追加となります。

事前の重要な確認事項


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◆ハーブが処方された場合、以下の通り、禁忌事項があります(ハーブを飲み終えるまで約2ヶ月間です)。必ずご確認ください。また当人に代わって手続きをされる方はご当人の承諾を事前に必ず得るようにしてください。後から本人に説明したり、説得したりということは厳に慎んでください。

ハーブを服用している期間、アルコール類全般・胡椒・唐辛子類(黒胡椒・白胡椒・唐辛子、わさび、カイエンペッパー〔Cayenne pepper〕・チリ類等々)・有精卵および有精卵を含む食品全般を口にすることはできません。※有精卵というのは受精した卵のことです。スーパーで見かけることはまずありません。

※特に日本人の食生活で避けるものに当てはまるものを考えてみると「鼻につんとくるようなワサビ、体が熱くなるほどのショウガ、生のニンニク、辛子明太子、和辛子」などが思いつきます。

食の禁忌に関する見解
ただし、あまり厳格にとらえなくても大丈夫です。辛いと感じないハムやソーセージに入っている微量の胡椒、フライの下味の胡椒、ソースやケチャップに入っている胡椒、甘酒や醤油に入っている微量のアルコール等ほとんど判らないものについては大丈夫です。甘口のカレーライスも大丈夫です。

基本の考え方は、エンティティーからのヒーリングエネルギーは繊細・精妙なものなので、それを途切れること無く受け取るために、食生活を含む生活全般において刺激物を少なくし、穏やかに過ごすということです。もちろん、ハーブ自体にもエンティティーによってその当人のためだけのエネルギーが込められています。
 そして嗜好品である香辛料は「このぐらいならば良いだろう」というような妥協を繰り返すと程度が判らなくなるのでこの基本の考え方を忘れないようにしてください。

※また当然、食品類の制限にはご家族のご協力も必要ですのでよろしくお願いします。

ご病気の方の代理で申し込まれる方は、ハーブを飲むか飲まないかに関わらず、ご当人へこのサービスの主旨と内容を必ず説明し、ご納得頂いてから(ご病状から無理の場合は結構です)お申し込み頂けますようお願いいたします。また、代理であることははっきりと判るようにメールに記載頂けますようお願いいたします。

お問い合わせ


申し込みをされる前に、ご相談あるいはご不明な点、気がかりなことがございましたならば、「ap@reconnect333.jp」もしくは下記ご連絡先にお願いいたします。
(例:幼児でハーブが飲めない/アレルギーがある等)

0120-404-133(リコネクション仙台) 担当 森
090-1371-8188(森携帯)
        (AM9:00~PM9:00)

写真の要件について


※写真はメールへの添付ファイルでお願いします。

◆2ヶ月以内のもの

全身の写っている、鮮明で少し大きめのもの(カラー撮影)をご用意ください。白い服である必要はありませんが、服、背景ともにうるさくない程度にお願いします。

必要情報(メール本文に記載してください)


ご病気の方の場合
1.お名前(ローマ字と漢字両方で)
2.生年月日
3.ご住所(ローマ字と漢字両方で。郵便番号もお願いします) ※ローマ字が苦手の方は読み仮名をお願いします。
4.お電話番号
5.ご病名 医師の診断によるもの
6.原因と症状を2、3行に簡潔にまとめてください。
7.お願いしたい癒やしを3つまで。(簡潔にまとめてください)※日本語でお願いします。

霊性の向上を願う方、ヒーリング能力の格段の向上を願う方の場合
1.お名前(ローマ字と漢字両方で)
2.生年月日
3.ご住所(ローマ字と漢字両方で。郵便番号もお願いします) ※ローマ字が苦手の方は読み仮名をお願いします。
4.お電話番号
5.願い事を3つまで。(簡潔にまとめてください)※日本語でお願いします。

ペット含む動物の場合
上記、ご病気の方のフォーマットをご利用ください。生年月日がはっきりしない場合にはおおよその時期で結構です。

願い事を考える際の参考


願い事については、病に関すること、霊性の向上のこと、自分以外の人との関係性に関すること、金銭上の問題等いろいろおありかと思いますが、現在自分の感じている不快感あるいは障害をもたらしている根本の原因を明らかにしてもらうよう、エンティティーにお願いするのが最善と存じます。こうした表現は、他力本願や全面的な依存ではない、自分の努力の重要性について理解している、というこちら側の姿勢をエンティティーに明確に示すもっともよい言い回しのように存じます。ご参考にしていただければ、と存じます。

また、エンティティーは写真を送ろうと思った瞬間から、ご当人の意図を理解しておりますので、願い事の文はできるだけ、簡潔明瞭にお願いいたします。

もちろん、書かれた願い事の内容に関しては、どんな内容であっても当方から口を差し挟むことはありません。

書き方について迷われた場合には、お電話等でもご相談させて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせください。

その他重要事項

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●セッション時にエンティティーが写真にチェック(×〔ばってん〕等)をした場合、それは「写真の当人がカーザに直接来なければならない」ということです。めったにないことですが、その際はご相談させていただきます。チェックされた写真は返却いたします。

●写真を見て貰った当人が、その後、カーザに行った場合には最初にセカンドタイムラインへ列ぶことになります。※写真にチェックされた方の場合ではありません。

●このサービスはご当人が全体性を取り戻すためのスピリチュアルプロセスのサポートです。具体的な「効果」を保証するものではありません。

●写真はセッション終了後、最終的にカーザの三角形の底辺に入れて祈ります。返却はしませんのでご了承ください。

以上

リコネクション仙台
カーサ公認ガイド 森 貴浩  2016/06/11

 

カーザツアー募集中

朝顔の咲きそめる夏――山下さんのこと。(9)最終回

朝顔の咲きそめる夏――山下さんのこと。(9)最終回

再会

それから山下さんからはたびたびメールを頂きました。質問内容は帰国後の過ごし方のこと、ハーブの飲み方や注意点といったことで、とても慎重にカーザのプロトコルを守ることで自分の体をケアされていることが判りました。

そして今年(2016年)の1月に一度電話でお話をしたのですが、仕事の関係でいま山形に滞在している、そして仕事は3月末で終わるとのことで、4月の頭に私の地元福島で会う約束をしました。

福島駅の駐車場で待ち合わせをして、行きつけのおそば屋さんで話をしました。

最初から笑顔だったような気がします。なにか9月のときとは別人のようです。

以下、そのときの話をまとめてみました。

…………………………………………………………

昨年9月のツアーのことですが、ジョアンさんのところに行くだけ行って治らなかったら治らなかったで構わない、と思っていました。

「つらさ」から死ぬことを考えたことは?という質問に対しては、
――「死にたい」だけはなかったです。死んだほうが楽は楽だったと思います。でもなぜか生き抜かないといけない、という気持ちがありました。このことは自分にとって試練に思えました。この世に生まれたのは修行のようなものと考えています。神様に与えられた試練だと思って乗り切ろうと思いました。

それは死についての恐れからではなかったです。むしろ死ぬことは楽しみというか、我々はただ身体を借りているだけと思っていますので。

そして出来るところまでやって死んだら死んだでしょうがない、それで死んだら寿命だと考えることにしました。

最初、身体は動かなくなっていきました。
身体は少し動くと息が切れてしまうし、考えることもままならないので本当に大変でした。こんな状態で出来る仕事も限られていましたので、仕事は選べませんでしたが、なんとか、のらりくらり、かわしていました。人からは、ぐうたらだ、もっとてきぱき動けと厳しいことを言われたりしました。自分では一生懸命、動いているつもりでも動けていなかったのでしょうね。だいたい手術前、全盛期の10分の1くらいの運動量に下がっていたような気がします。

でも一生懸命、つよがって、というか、自分を奮い立たせていたように思います。そして「為になる言葉」を集めていきました。中村天風(なかむら てんぷう)さんの本とかも読みました。

※「中村天風」について簡単に説明しますと、日本の思想家・実業家で、日本初のヨーガ行者と言われています。幼い頃から随変流(ずいへんりゅう)という剣術と抜刀に慣れ親しみ、学生時代は「玄洋社の豹」と異名を取るくらい柔術を極めました。戦後、30歳くらいの時、急速に進む結核を患い、日本国内では北里柴三郎に診て貰っていますが芳しくなく、病状が悪化する中、治癒の希望をもとめて海外へ密航します。アメリカ・ヨーロッパでも著名な治療家に診てもらうのですが、それもおぼつかなく、失意のうちに帰国の途につきます。そして途中、ヨーガの行者と不思議な出会いをします。そのままインドで2年半の修行をし、結核が治癒します。加えて悟りを開くに至ります。山下さんの心に響いたのはおそらくこの部分だと思います。

 

カーザにいる間はツアーメンバーの中に入っていくことはしませんでした。大勢の場所で迷惑になるのではないかと思ってましたので。これまでの経験から、他の人が自分のことをどう扱っていいのか判らなくなる、ということがあるので遠慮していました。

それからカーザにいるあいだはずっと弱音を吐きたくなくて、人と話をしなかったということもあります。口を開くとそういう言葉になってしまいますので。帰ってきた今なら、その弱音も言えます。

一番変わったのは人との関係が良くなったことでしょうか。笑えるようになって、顔が強ばっていたのも次第に弱まっていきました。

もちろん「祝福された水」はずっと飲んでいます。よく眠れるようになりました。以前の眠りが戻ってきたように思います。この水のおかげのような気がしています。

体力も付いて、あまり疲れなくなりました。これまでと仕事の仕方も違ってきています。今度、新しい資格に挑戦しようと勉強しているところです。

それから私は朝、結跏趺坐(けっかふざ)で座禅するのですが、以前は全くバランスが取れなかったのですが、それがぴたっときまるというか、きれいに組めて、がたつくことがなくなりました。これには驚いています。

鼻の呼吸はいまはあまり変わっていません。これも徐々に治っていったら良いな、と思っています。

へその手術のことですが、見た目のことだけでメスを入れるような場所ではないでしょう。自然ままが一番のような気がします。

カーザで貰ってきたハーブは3月末でちょうど無くなりました。長いこと辛いものやアルコールがだめだったので、これから少し欲求不満を晴らしたいと思ってます。でもまた5月には写真提出をして、ハーブを続けることでカーザのエネルギーとの繋がりは持ち続けたいと思っています。

カーザにはまた行きたいと思っています。あと1、2回は行かなければならないような気がしています。

最近、温泉に目覚めたんですよ。ほんと楽しいですね。温泉があんなに良いものだとは、思いませんでした。

……………………………………………………

店内のほの暗い灯りの中で、あらためて山下さんのチャクラを拝見することができました。

体の中にめり込んでいるように視えた黒いチャクラが開いています。いまはまだ小さなチャクラですが体表より前に出て、均等な大きさで動いています。透明感が出て、チャクラ固有の色をわずかに帯び始めました。

優しい色の花々――。

孤独と塗炭の苦しみの末に咲いた一分咲きの朝顔です。

人と人をつなぐ花です。

いつか満開になるその日まで、エンティティーという名の花守りはきっと見守り続けてくれることでしょう。


朝顔の咲きそめる夏――山下さんのこと。(了)



スープボランティアに参加し、人参をむく山下さん


朝顔の咲きそめる夏――山下さんのこと。(8)

朝顔の咲きそめる夏――山下さんのこと。(8)

村を去る日

山下さん以外のメンバー全員が村を去る日がやってきました。

我々の泊まっていたポウザアダはジョアンさんがニューヨークセッションで村にいない時期にあわせて、大掃除と模様替えのため一週間閉鎖されることになっていました。それで山下さんはカーザ近くの一軒家(シェアハウス)にその間、滞在することになります。

出発は慌ただしくなりました。

というのもツアーメンバーの一人の方が最後の昼食時に喉に肉を詰まらせるという事件が起きたからです。詳細はこの記事の趣旨に沿わないので省きますが、ポウザアダからの出発時刻が午後2時で、その前に最後の滝に行ったり(アルメイダ医師への最後のお願いと滞在中のお礼を伝える意味です)、他のポウザアダに泊まっている日系の方にあいさつしたりで時間が押していました。

昼食が1時にくらいになって、出発の準備もあって、と慌ただしく食事をしていたときに、起きた事件でした。

その方は塊の牛肉を大きなまま飲み込んでしまったようで、それは食道に詰まり、息は出来るのですがツバも飲み込めないような状態になってしまいました。その時点では喉が苦しいというだけでまだ大丈夫ですが、何も飲み込めないということは放っておくと脱水症状になります。帰りの30時間ものフライトで何かあったら大変です。帰りの観光用に用意したバンでそのままブラジリアの病院に行くことになりました。ブラジリアの病院では、有名な病院にも関わらず、ブラジル人の気質からか、うまく回っておらず、必要の無い検査があったり、担当できる医師が見つからなくて他の病院へとたらい回しに合ったりするのですが、それはまた別の話です。

というわけで山下さんとはろくにお別れのあいさつもしなかったように思います。

通信

日本に戻ってからはメールとSkypeを使って、その後の様子をお伺いしました。

山下さんは外国語が苦手なので、移った先ではiPhoneのアプリとメモでなんとかしのいでいたようです。そこの家にはかわいい猫が二匹いるそうで「猫とじゃれ合っています」という微笑ましいメールも戻ってきていました。

ジョアンさんがカーザに戻ってからのこと、目に見えない手術は二回受けることになりました。当初の予定では肉体の手術を希望されていたのですが、それはやめることにした、と後に伺いました。

そして10月の中旬、山下さんは無事、日本に戻ってきました。

以下は山下さんからの帰国を告げるメールです。

…………………………………………………………

森さん 山下です。さっき6時半頃 大阪 着きました。いやぁー ブラジリア出るとき 朝早く 起こしちゃって 申し訳なかったですね。なんとか かえってこれました。森さんに ありがとう ありがとうと なんべんいったかわからんけど ほんまに ありがとうございました。

(原文のまま――名前だけ仮名に変更)

…………………………………………………………

(9)最終回へつづく

朝顔の咲きそめる夏――山下さんのこと。(7)

朝顔の咲きそめる夏――山下さんのこと。(7)

滞在中のこと

山下さんは滞在中の前半、ジョアンさんと会うことができないので、私は最初はカレントルームでのワークが望ましいと判断し、それを奨めました。

この時期、ジョアンさんの不在を穴埋めするかのようにエンティティーが頑張り、カレントルームのエネルギーが強くなっていたのは確かなので、体の弱っている山下さんがエネルギー当たりを起こさないか、1回目のカレントだけは心配していました。しかし、大丈夫なようでしたので、それからもカレントを中心にやっていく方針としました。

山下さんはカレントルーム、祝福された滝、ラインのセッション、自発的な手術とカーザのワークを黙々とこなしていきました。スープボランティアにも参加されました。

食事の時はツアーメンバー用に用意された大きな長テーブルとは別のテーブルに一人で座り、大きなお皿にたくさんの食べ物をのせてきて、一心不乱に口に運び、終わると、さっさと自分の部屋に帰っていきます。

他のツアーメンバーと話すこともほとんどありません。他のメンバーもあまり話をしたがりませんでした。

山下さんはやはり村に来てからずっと眠いようで、寝てばかりいました。

私自身はなかなか動き出さない山下さんのチャクラをときどき拝見しては、どうしたものか、と思っていたように思います。もちろん、エンティティーのやることには間違いがないので、信じてはいました。

不思議な出来事

そんな中、山下さんと滝にご一緒したとき、1つだけ不思議な出来事がありました。

そのときはツアーメンバー三人で滝に行きました。山下さんと私、もう一人は現代医療の医師で、大きな病院の院長をやっておられる方です(仮に「桐谷さん」と呼びます)。滝まではみんなで歩くことになりました。滝に行くときの心構えですが、行きも帰りも無言で、「行き」は自分の意図に集中し、「帰り」はすべてを手放す気持ちで歩きます。やはり「行(ぎょう)」のようなものと考えると良いかも知れません。

滝への門をくぐると道は舗装されていない赤土で、かどの残ったゴロゴロした石も結構落ちていて、決して歩きやすくはありません。滝は標高としてカーザから2、300メートルほど下にあるので、降りていく感覚ですが、道はゆるやかな上り下りを繰り返します。滝の水は結構冷たいので行くのは午後からにしたのですが、この地域は昼前くらいから急に気温があがります。

歩くとすぐに汗が出てきました。アバジャーニアの陽射しは強く透明で体の中まで刺し照らすような気がします。たまにカーザのタクシーが赤土特有の細かい砂を煙幕のように巻き上げながら、我々を追い越していきます。道の両側は油絵の具で描いたような南米の生々しい緑でいっぱいです。カシューナッツの赤い実の実物を初めて見て関心したのも、この道でのことです。ときどき左側の視界が開け、緑のビロードのような、起伏の穏やかな丘陵が姿を現します。自分の意図に集中しているはずが、美しくてしばしば目を奪われてしまいます。

お二人が並んで先に歩いています。

山下さんのオーラは最初に拝見したときより少しだけ大きく、そしてクリアーになっているのが判ってうれしくなりました。アバジャーニアの樹木が映り込んだかのような緑色のきれいなオーラでした。緑色のオーラを持つ人は一般に自然や人との調和を第一とするおだやかな性格の方が多いと言われます。友人たち、家族・親族等と親密な関係性があることが人生の満足度となるといっても過言ではありません。また、緑色の人は、人と話をするのが好きでそれが御自身の癒やしにもなります。そういう意味でもへその手術以来、山下さんに起こったことを想像すると本当に気の毒に思えてなりませんでした。

桐谷さんはお医者さんらしい、知性を表す青で、緑と青のオーラが並んでゆらゆらとしている様をずっと見ていたような気がします。

―――――…

20分ほど歩くと、視界が開けて、そこは広場になっています。端の方には屋根付きのベンチがあり、タクシーできた人はここで約束した帰りのタクシーを待ったりします。そして改めて滝への入り口があり、そこから入ってまたロープを両脇に張った狭い急な坂を降りていくとコンクリートブロックで出来た順番まちの場所があります。

ここにはかんぬきの付いたゲートがあり、いったんはここで待たなければなりません。男性と女性はエンティティーに特別に許可された人たち以外は一緒に入っていくことが出来ないので、男性と女性は交互にまとまって入っていきます。滝はゲートを入ってさらに坂を降りていった先にあります。

順番待ちの人たちがけっこういたように思います。

無言で我々の番が来るのを待ちました。30分ほど待って、いままで滝にいた女性たちが一人二人と戻ってきました。女性全員が戻ってきたのを確認するまでは絶対に入れません。やっと男性のグループが入る順番がやってきたので他の外国人たちと一緒に坂を下りて、まず道端にあるベンチで着替えました。山下さんと桐谷さんは先に滝に降りていきました。私は色々とパワーストーンをポケットに入れていて、それを取り出したりしているうちに着替えが遅くなりました。

そして滝に降りていき、列の最後尾に付きました。男性グループは滝を順番に浴びて、来た坂をまた登って戻っていきます。考えてみれば、一番最後なのですこしゆっくり滝を浴びようと思い、このときは水柱を長く頭頂部に受けていました。

今回のカーザはカレントのエネルギーもすごいですが、滝のエネルギーも強烈でした。肌にぶつかる滝の水は「水ではないなにか」でした。水しぶきが蜃気楼のようにぼやけてみえました。すると現実感が無くなってくるのがわかりました。これが続くと自分がどこにいるのかわからなくなることがあるので、適当に切り上げて戻りました。

着替えの場所にはもうだれもいませんでした。二人はたぶん、コンクリートブロックのところで待っていてくれているのでしょう――急いで服を着てもどりましたが、外国人が何人かいるだけで二人は居ませんでした。ここにいないということは、上の広場のベンチで待っているのかもしれません。上がってみましたが、そこにもだれもいませんでした。遅かったのでどうやら痺れを切らして置いて行かれてしまったようです。

―――――…

一人でもと来た道をもどりました。置いて行かれたのはちょっとだけショックでしたが、ここで起こることはすべて必然です。ぼーっとして歩きました。そのままポウザアダに戻ると自分の部屋で仕事をしていました。

30分位経ったでしょうか。大きなノックの音がしました。ドアを開けると山下さんでした。外に出ると桐谷さんの姿もみえます。

「森さん どうしたんですか!! なんでここにいるんですか!!」と山下さん。

「なんでって――皆さん、もういなかったので、帰ってきたんですけど」

「おれら 森さんのこと 待ってたんですよ」

「ええ~?」

山下さんたちは上の広場のベンチで私があがってくるのを待っていた、とのこと。そしてなかなか上がってこないので、もう一度コンクリートブロックのところに行って探したとのこと。私が滝でどうにかなったかも知れないと思い、滝から戻ってくる外国人の様子も見ていたとのこと。

私はコンクリートブロックのところも広場のベンチもよく見ました。どこも見通しの良い場所で、人が居たらすぐに判りますし、滝の道は一本道で、姿を見ずにすれ違うことはできません。ただ、私はその間、変性意識の状態だったことは確かです。それにしても相手も探していたわけですから、見落とすことはないように思います。

このことはいまだによく理解できません。

(8)へつづく

朝顔の咲きそめる夏――山下さんのこと。(6)

朝顔の咲きそめる夏――山下さんのこと。(6)

チャクラとは――エネルギーの搬入口として

チャクラとは何なのか――チャクラの働きを説明するということは人間活動の総体を説明することと言っても過言ではなく、その全体像を十全に説明するには紙幅がたりませんが、山下さんのそのときの状態を理解して頂くために、大まかなポイントだけを押さえるとするならば、まず、人の体とは物理的な体だけを指すのではない、ということが大前提になります。オーラと言われるエネルギーフィールドが人の周りにはあり、これが物理的な肉体を育てる母体・鋳型(マトリックス)のようなものです。そしてこのエネルギーフィールドのほうが肉体よりも先に存在します。

そしてチャクラはこのエネルギーフィールドから肉体へとエネルギーを取り入れているエネルギーの搬入口ようなものです。チャクラは回転しているといいましたが、回転してエネルギーを渦巻きのように体へ取り入れられています。竜巻の逆の動きをイメージしていただければと思います。チャクラが漏斗(じょうご)のような形をしているのはそのためです。

大きなチャクラは七つあり、それぞれが肉体の器官・臓器と対応しています。例えば第二チャクラの管轄しているのは生殖器、膀胱、精巣、卵巣。第三チャクラであれば胃・肝臓・腎臓といったぐあいです。

チャクラによって人とつながる

そしてもう一つ大きな機能として「人とつながる」ということがあります。視ることに長けたエネルギーワーカーの目には人から人へとチャクラ同士がつながるエネルギーコードがあることがわかります。それは双方向のエネルギーの流れで、エネルギーを送り出したり、受け取ったりということをやっています。ちょうど半透明で柔らかいイソギンチャクの触手のようなもので、それが伸びてきてチャクラからチャクラへとつながります。これは健康な人間同士の間では普通のことです。物理的な距離が離れれば切れるというものではありません。

もちろん、当事者同士の関係性によってつながるチャクラの場所や意味も違ってきます。一時的につながることもありますし、心の絆と呼ばれるような永続的で深いつながりを形成することもあります。親子特有のコードもあります。

やはり一番つながったり、切れたりを繰り返すのは第三チャクラ(胃)で、一般に「関係性のチャクラ」と呼ばれますが、通常の人間関係において相手と自分という組み合わせを思いやり、気遣うことに関係しています。そしてこれがうまく機能していないと胃に障害がでることは、我々もよく経験することです。性的な関係は第二チャクラ(仙骨のあたり)でコードがつながりますし、第四チャクラ(ハート)は愛すること、様々な形の愛情(親子、パートナー、家族、動物等)によってつながります。

それぞれはその親しさや関係の深さの度合いによって、繋がったり、切れたり、あるいは無理矢理引きちぎられることもあります。

チャクラが閉じるということの意味

そしてチャクラが閉じていったということの意味は、閉じたその時点から人と繋がれないという事の他に、これまでの関係性が消えていくということでもあります。

信じられるかどうか解りませんが、おそらく山下さんのご両親は自分の息子がなぜか自分の子供でないような感覚が出てきて、一馬さんをどう扱っていいのかわからなくなったでしょうし、ご兄弟もなぜかいままで通り接することが出来なくなったことと思います。

それまでの友人たちもなぜか彼が見知らぬ他人のように思えてきて、一馬さんと疎遠になっていったことは容易に想像できます。過去の記憶はあっても、前のような親密な感情(会って、顔を見て、話がしたい、というような)を抱けなくなったことと推量します。「心が通う」ことがなくなった、と言い換えてもよいと思います。「思い思われる」というごく当たり前の関係が、消滅してしまうということは、その人が死んで目の前からいなくなることよりも恐ろしいことのように私には思えます。

眠りとは

眠りのこともチャクラが閉じてしまったことが判ったいま、私には容易に想像できました。スピリチュアルな観点から人は眠るとき段階的に眠りに入ります。眠りの最初はアストラルレベルに入るわけですが、これはハートチャクラの次元になり、ここにはメンタル体とエモーショナル体があるといわれています。この中も階層があるといわれておりますが、長くなりますので割愛します。

そして眠るとは他の体のレベルでエネルギーのチャージを受けるということです。「眠り」における多次元への移行は順番に行われ、最初はアストラルレベルです。当然、最初のハートチャクラが閉じてしまうということはアストラルレベルはもちろん、その他のすべてのレベルへの入り口も閉ざされたしまうということです。そして肉体のレベルでだけで生きることを強いられるということです。それ故、寝ても肉体は休めていることになるのでしょうが、いままで知っていた眠りと違っていると感じるのは当然のことのように思います。つまり「寝ても眠りが拡がっていかない」とは寝ている間に肉体を離れることができない、他の体で享受できる恩恵をまったく受けることができない、ということでしょう。

違和感について

9月のツアーメンバーの一人にとても霊感の強い女性がいたのですが、山下さんが到着したその日、その人は私に「山下さんのそばに、わたし、どうしても近づくことが出来ないんです。なぜかは判らないんですが、怖いんです」と、こっそり告げてきました。私は反射的に、 良いかたですよ、話をしてみれば判りますよ、というようなことを言ったように思うのですが、その人に対しても自分の心に対しても、わざと論点をずらして話しているような、あざといことをしているような気分になっていました。

いま思えば、私自身も山下さんと初めて電話で話したときの底知れぬ違和感は説明が難しいように思います。私は先に音響変換された音声と表現したのですが、その声を――「人ではない人」と話しているような、背筋を冷たい指でなぞられているような感覚を、必死で携帯電話の電波状態のせいと思い込もうとしていたことを思い出しました。

周りに人が居ても人が居ない状態――人が自分に近づいてこないということ、そしてそこに手を伸ばせば人は居るのに、声を掛けても人は決して振り向かないということ、そして眠りのレベルでも肉体から抜け出すことはできないということ――それは孤独な牢獄でしょうし、生き地獄でもあるでしょう。

ただ、救いはありました。愛の周波数をのせてメインホールに響く主の祈りは、さっき私が見たもう一つの場面を思い起こさせていました。

山下さんのチャクラは、そのほとんどが閉じていました。しかし、視線を上にあげると頭頂部にはクラウンチャクラが大きくはないけれども、開いて、わずかに動いているのを視ることができたのを思い出しました。 クラウンチャクラは創造性や直感を司り、目に見えない世界や神とのつながりを感じ取ることを可能とするものです。

それが山下さんをここカーザに導いたのだ、と私は思い、エンティティーへの感謝の念が沸き上がってきたのを覚えています。山下さんはもう「ここ」にいます――そう思ったとたんにまた涙がでてきました。

うす暗い部屋にぼんやりと浮かぶ山下さんの小さなクラウンチャクラは、泥の沼に咲いた一輪の朝顔のようでした。

(7)へつづく