グリーンオブシディアン/ブルーオブシディアンに係るチャネリング

もう9月中旬にも関わらず暑い日が続いていますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。(o^^o)

 久しぶりに石のチャネリングをしてみました。オブシディアンという石は私がカーサに通い始めた頃に出会った石で思い出深いものがあり、なぜ今までチャネリングしたことがなかったのだろう、と不思議です(?_?)。

でもちょっと頑張ったのでぜひ読んでください(^▽^)

そしてこれはエンチダージがプログラミングしたオブシディアンの特性についてのチャネリングです。一般的なオブシディアンのチャネリングではございませんのでどうぞよろしくお願いいたします。

グリーンオブシディアン/ブルーオブシディアンについて

グリーンオブシディアン/ブルーオブシディアンは先祖を癒すための石です。

この石は全ての祖先と集合的ゲシュタルトとしての家族システム全体に対して光を届け、様々な解放を促すことを一つの大きな役割として持っています。

ただ、「先祖」という表現は、あなた方が本来必要な癒しを受け取ることについて、より消極的になってしまう、硬直したマインドセットを生み出すニュアンスを持っているように、私たちは感じています。

あなた方にとって時間や空間の概念は、あなた方が集合的に合意している基本的な前提の一部のことです。それはあなた方が「三次元のリアリティを真実のように体験するため」という条件のもと、起きる物事を認識する感覚器官を五感に制限し、その範囲内でのみ知覚するよう、地球という根源体系で転生を繰り返す人類として、集合的に合意して自らをプログラミングした錯覚の一部です。

そうした前提を受け入れているあなた方にとって時間は過去から現在、そして未来へと流れる一直線の時間軸のように見えることでしょう。そして同じように「魂の転生」ということを直感的に理解している人たちでさえも、「魂がユニットとしての人生を1つ1つ順番に完了させていく」というような、単純な理解を自らに強いている人がほとんどです。

しかし個人に属するたくさんの転生=人生は、その個人の内に、つまり各自の魂のエーテル体の中に、同時に存在していて、そのどれもが完了していません。それぞれの人生は複数の現実の中で、それぞれの現実のあなた自身が果たすべき役割を果たし、成長し続けています。つまり、全ての転生は今のあなたの人生と同時並行的に起きているということです。

あなた方には自分で決めてきたそれぞれの人生のテーマがあり、事件・事象としては3次元の時間軸では、すでに過ぎ去った、終わっていると見えるものであっても、実は未解消の感情的な痛みや繰り返される障害のようなものとして、あなた方の内面ではまだ進行しているということをしばしば実感するのではないでしょうか。また顕在意識に登っていなくても、つまり直線的な時間の意識では知覚できないレベルの出来事も、深いレベルで「いま経験している」ということがあります。

あなたの中の個人的なテーマ性の中ではそのテーマにまつわる取り組みと達成したいことの現実化を行いながら、あらゆることが自分自身の創造である、ということを完全に気づくまでそれは行われることになります。

それは家族のテーマも同様です。家族はたくさんの転生の中で親子・夫婦・兄弟・親友等役割を交代したり、性別を交換したりしながら、様々なロールプレイを行っています。互いが互いの鏡になるということ、つまり互いが相手の立場になることで、それぞれの立場の感情と感覚、そして考察ということを転生のレベルで肉体と時代を変えながら行っているということです。そして家族という近い関係性における、なんでも言いやすいという特性の中での率直な映し返しは、霊的な格段の進化をもたらすことになります。

あなた方は現在生きている自身のことを太古の先祖から流れてきた血脈の枝の最先端に花開いた存在である、と認識していることでしょう。ここでは便宜的に「流れ」という言葉を使いますが、人が集合的に生きることの大きな流れには飢饉があり、戦争があり、疫病があり、天変地異がありました。そこで消えた命がどれほどだったでしょうか。あなたの先祖もそこで死線をさまよったかもしれません。しかし、あなたはいまこうして先祖に繋いで貰った命の奇跡を生きています。

そして自分の命を繋いでくれた、その血脈の流れを思うとき、先祖の行動パターンや信念体系、カルマチックな出来事、悲劇的な運命、ネガティブの関係性、様々なトラウマ、制限や貧困の感覚、生存への渇望、繰り返される物語といったことが怒濤のようにあふれ出し、諦念にも似た祈りを捧げずにはいられない感覚になることは容易に想像できます。

そのことはあなたは自分だけの人生ではなく先祖の人生を生きている、先祖が果たせなかった思いや彼らの夢を生きている、先祖の個人的な信念を生きている、という感覚にさせるかもしれません。そしてご先祖様に恥じないような生き方をしよう、と思うかもしれません。あるいは「先祖にまつわるそれらの未解決のわだかまりや思いは私自身を通してなんらかの形で解放してあげなければならない」と「信じている」かもしれません。あなた方が使う「先祖供養」という言葉もこのことを指しているのでしょう。

死者の冥福を祈るという表現も、それは一つの魂の一つのストーリーが死によって完結を迎え、魂は天国か地獄かに行き、どちらかに留まり続けるという考え方になっていくのかもしれません。亡くなった人の魂がいまどう思っているか、なにをあなた方に伝えたいのか、ということについて、是が非でも知りたいと思うことは自分が「現在に生きている」ということの主権を手放し、自身を制限的な思考の枠組みに落とし込んでいくことにもなりかねません。それに関わり、あなた方がミディアムシップに拘りすぎることの弊害もここでは言及しておきたいと思います。

しかし、転生する魂というものを本当の意味で理解し、創造を仔細にみれば、自身の骨太の人格を作り上げるために必要な経験をすべて自らが作り出し、その転生の記憶を魂のエーテル体に積み上げているのがわかるはずです。それこそ「無尽蔵のタイムライン」を作り出しています。そして魂の人格はいつもバランスを取ろうとして、自らがバランスを欠いていると判断するとそのバランスをとるためにやはり無尽蔵のインデックスマークとタイムラインの分岐を発生させ、取り組む必要のある特定の条件や状況を生じさせることになります。

もちろん、そこには肉体に宿った他の魂との出会い、課題への取り組み、そして別れという関係性を作り出す必要性がありますし、またさらに緊密な関係性を作り出し、重要度の高い課題を作り出している集合的ゲシュタルトとしての「家族システム」というものがあります。家族システムにおいては血脈の中の遺伝的性質にも取り組むことになります。病気や障害などと関わる肉体的な遺伝的形質のみならず、細胞記憶に留め置かれている、先祖の系譜からの感情的な傾向や信念、代々の刷り込み、環境や独自の文化からのプログラミングなども含みます。これはグループソウルのレベルでの話です。

あなた方が目覚めるまでは人類の集合的な合意の中にいることは間違いないのですが、その集合的な合意の感覚を少しでも緩めていくことがとても重要なこととなります。

目覚めのプロセスの中で、オーバーソウルの視点で先祖の系統の中を見ていくと、あなたの家系の流れを少しさかのぼるだけでもあなた自身の魂が、つまり「今のあなた」がその家系の中に複数いるということが判るはずです。そしてあなたはその一つの魂として、その時代において自身で決めてきた様々な課題に挑戦し、喜怒哀楽を表現し、生を謳歌しています。そして、そのことが解れば、「自分である祖先」にまつわり、何が起きて、何が課題だったのかも本当に「自分のこと」として理解し、取り組み始めることになることでしょう。

あなた方は「カルマ」という表現を使います。しばしば先祖の犯した罪、つまり前世で誰かに迷惑をかけたり、悪行と言われることをしたりしていると、魂がまた肉体に生まれ変わってもその罪を背負うことになる、と考えます。あるいは功徳と言われる良い行いもまた戻ってくる、と言います。つまり、自分がしたこと(原因)は、必ず自分に返ってくる(結果)という考え方です。

しかし、より大きな観点からは、時間というはものはないので、原因と結果というものは存在せず、直線の時間軸上にある過去生の自分がしたことで贖うべき罪がある、ということはありません。いうなれば罰を受けなければならないと考えられる事件(時間)と罰を受ける原因となった事件(時間)は同時に起きているということにもなります。そういう意味ではカルマという単語は大きな観点からは不適切あり、もし受けるべき罰が起きたとすれば、それは経験したい罰=事象がただ起きた、ということになります。

では誰が癒されなければならないのでしょうか。
あなた方の物理的な体にはそこに覆い被さるような形で複数の見えない層があります。あなた方に唯一見える層はあなた方の今生での身体的特徴を表しているのですが、そこへ凝縮するように、それでもそこに納まりきれずにあふれ出すように幾重にもなる光の層があります。これは魂のエーテル体の層であって、過去生における体験はそこに織り込まれています。そしてそれらすべてが合わさって、「今のあなたの人格」を形成しています。

「過去生を生きたあなた」は「今のあなた」そのものではないかもしれませんが、あなたに重なり、あなたに属しています。過去生を生きたあなたは今のあなたの細胞の全てに触れています。過去生のあなたも今も並行的に生きていて、たくさんの新しい経験をしているので、そこには様々な気づきとともに人格はそのたびに更新・進化し、「内なる自己」を通じて今のあなたにその恩寵を伝えているということです。そして現在のあなたはあらゆる過去生の集大成であって、あなた自身が整って行くに従って、あなた自身を通して様々な人生が表現されていく、ということです。

私たちはただあなた方が自分自身を制限する思考形態から少しでも自由になって欲しいと思っているだけです。たくさんのことをやって欲しいと思っているわけではありません。あなた方は「いま自分の生まれ持った目的を表現しようとしている自分」というものを認識すればそれで十分なのです。自分自身の肉体と精神の在り方に繊細に光を当てていくこと、それを続けることです。そうすれば、たくさんの過去生で獲得したありとあらゆる能力も現在のあなたによって表現されることになります。それがあなたの癒しであり、同時に先祖の癒しです。そのためには瞑想と内観を続けてください。そしてこのグリーン/ブルーオブシディアンに私たちは本当の意味でそのことが解るようにプログラミングしました。ぜひこの石とともに瞑想してください。

With De-light 森 貴浩