新型コロナウィルスに係るエンチダージよりの緊急メッセージⅢ

恐れへの対処

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カーサのトライアングル

①恐れのエネルギーを解放する
私たちが大事だと考えることを簡単に申し上げれば、まず「恐れ」という感覚を「現在」という遡上に載せることです。そしていくつかの手順を通して、それを最高の意識へと変容させていく方法をお伝えしたいと思っています。それは毒を蜜に変えていくメソッドとも言えます。肉体を意識して具体的に行うことですので、簡単に取り組めると思います。

まず、自分が何を恐れているのか、対象・相手を明確に理解する必要があります。新型コロナウィルスへ感染することへの恐れでしょうか。ウィルスに感染して死ぬことが怖いということでしょうか。あるいはこれからの自分の未来がどうなるか判らないことへの恐れでしょうか。仕事がなくなること、家族を養えなくなること、またはこの状況が原因で持っている資産が減っていくことへの恐れでしょうか。漠然とした恐れや不安というものもありますが、曖昧なままにしておくことは薄暗がりの中に浮かぶロープを蛇と誤解して恐怖するようなものです。

潜在意識が何を恐れているのかを明らかにすることを行ってください。それは紙に書いても良いでしょう。そしてその恐れを判りやすく簡潔なフレーズで「~の恐れ」「~に対する不安」という形で声に出してみてください。口に出して音にする、ということはとても大事なことです。そのフレーズを10回ほど繰り返してみてください。

そして発声した際に自分のからだの表面を注意深く観察してみてください。意識をからだの表面に向けてください。ぞわぞわする感じがするかもしれません。寒気を感じるかもしれません。敏感な人は微細な振動を感じるかもしれません。微細な感覚なので、なにも感じなくてもそれはそれで結構です。意識をからだの表面に向けて、部分としての表面を意識することもやってみてください。腕を意識する、足を意識する、顔や頭部を意識するというような感じです。とりわけ反応する部位があるかもしれません。馴染みのない作業かも知れませんが、とても大切なプロセスです。ただ、それがそこにあること、エネルギーに過ぎないこと、蓄積された記憶・データベースであることを理解してください。

次に恐れを感じながらしばらくはそこに留まってください。こうしていまこの瞬間に恐れを持ってくるとそのエネルギーが少しずつ解放され、弱まっていきます。なぜならそれはそこにいまある正当性のないエネルギーだからです。そして、その「恐れ」がいまこの瞬間にはないということを理解してください。

続いて自分の中心を意識することをやってください。脳の中心をポイントとして意識して、それからそれをぐっと後ろに後頭部側に引いてみてください。続けてハートの中心を意識してそれからそれもずっと背骨側に引いてみてください。さらに丹田(おへそから5センチくらい下)のポイントのお腹の中心をまず意識して、それも背骨側に引いてみてください。そしてこの3点を意識してください。

このワークでご自身が自分の中心にいるようにしてください。

これを行うことで、少し安心される方もいるでしょう。

②愛の波動を放射する
前述はより個人的な対処と言えると思います。つまり、個としてのあり方を整えるということです。そして基礎固めと理解してください。

そして私たちはあなた方にもっと先に進んで貰いたいと思っています。

人のために祈ること、瞑想することで自身の深い意識層に達して、その結果、集合意識を癒すことは実効性のあることかと思います。ただ、自身がもっと積極的に開いていく――愛の波動を広げていく――ことで人の集合意識にさらなる影響を与えることができることを理解して欲しいと思っています。次に行うワークは、集合意識に働きかけ、癒し、クリアリングをしていくことを目的としています。

まず、前述のワークで自分の中心がしっかりしたと思ったならば、大いなる存在の中に包まれていることをイメージしてください。お母さんの胸に抱かれているかのようにイメージしても構いません。そこにあるのは絶対的な信頼です。それはあなたをどんな場合にも守ってくれる存在です。その存在のハートと自分自身のハートが光のチューブでつながるのをイメージしてください。ハートの中心を意識してください。それは太いチューブで愛の波動で出来ています。

それから自身に関わってくれた人たちのことを思い起こしてみてください。思いつく限り、できるだけたくさんです。思いやりや愛を交換する関係性もあったでしょうし、怒りや憎しみ、嫉妬等の真逆の関係性もあったかもしれません。しかし、あなたの頭に浮かぶ印象深い人たちはすべてあなたが学びのために引き寄せた人たちですから、だれひとりとして重要でない人はいません。すべての人が互いに教師であり、互いに生徒です。そういう人たちに自分から延びる光のチューブをつないでいきましょう。そしてそこにしばらく留まってください。完全に愛し、愛されていると感じるまで続けて欲しいと思います。

だれかとエネルギー的につながることを恐れる人がいます。それはまったく不要なことですし、それ自体が恐れです。あなた方は本来ひとつなのであって、みんながつながっているのです。それは水槽の中に立てた無数の穴の空いた試験管のようなものです。個別に見えるのは先に申し上げたとおり、あなた方が自分自身が世界を認識する方法を五感のみに制約しているからであって、あなたが愛に開いていくと五感が受け取るものよりもはるかにクリアに起きる物事の本質が判るようになってきます。「肉体がもたらす感覚と思考」という組み合わせによって理解していると思っている情報は、私たちが理解している「起きていること」のほんの一部にしかすぎません。しかし、あなた方は自身で五感を超えた極めて明晰な認識を手に入れる方法をあらかじめ「知っている」ということもお伝えしたいと思います。それが「愛の感覚」です。

それは人とのつながりがとても大事なものである、という感覚であり、「無条件の愛」と呼ばれているものです。「完全な受容」と言っても良いでしょう。これは人によって強度が違うだけでだれでも持っていて、それを強めていくことができます。「恐れ」が周波数であるのと同様に「無条件の愛」も拡大していくことのできる周波数として存在します。人に対する思いやり、親切さ、温情などと呼ばれているものはすべて「無条件の愛」の周波数を持っています。あなたの心の琴線に触れるならば、そのどれをとっかかりにしても良いのです。「無条件の愛」など感じたことがないと思っている人もなにも問題が無い、ということを理解してください。とりあえず、あなた方は自身の意識レベルをあげるに当たって、必要なものはすべて持っていると申しておきます。

あなた方は誰かを愛するという感覚を持つ度に「恐れ」の作り出した分離の感覚を手放していくことができます。他の誰であれ、思いやりと受容という感覚でつながって愛を送ると、とても大きな変容が自身の中に起きます。それはあなたが集合意識に繋がり、それを癒して、クリアにすることで自身を癒しているからです。集合意識は自分で変えていくことができます。集合という言葉から「一対多」というイメージを持つことでひるむ必要など全くありません。あなた方一人一人が全体を表すホログラフだからです。つまりあなたは一対一であり、自分自身と向き合っているということです。

そして愛の波動というのは人が持つことができる最高の意識状態です。この意識状態を続けていれば、人の深い部分の光に気づいてることができますし、心穏やかでいることできます。また自身の受け取る直感を消化・吸収できる状態にあるということです。また純粋な愛の状態にあれば、自身を何かから守る必要は全くありません。この意識状態においては銀河からもたらされる情報であれ、各次元に存在するBeingたちからの情報であれ、そこに示された情報を最高次の明晰さで持って取り扱うことができます。

アセンションということが盛んに言われています。
しかし、個人の感情体が整合性のない感情を保持している限り、アセンションは起こりません。現在はたくさんのモダリティーが様々な存在(Being)によって新しいエネルギーとともにもたらされています。しかし、どうかモダリティーの中に埋没しないでください。そのモダリティーを見極めてください。「主体性のないアセンションはない」ということを私たちは伝えたいと思っています。

そして個という観点から言えば、個別のアセンションはありますが、そのことで次元の違った人との間になにも通さないバリアーができるわけではありません。もちろん、次元の違う人どうしが3次元の中で関わらない・接触しないということはありますが、エネルギー的につながることができなくなる、という意味ではありません。

私たちはあらゆる人が叡智の側に立って、明晰さの中で光と智恵を存分に利用して貰いたいと思っています。いまあなた方が集合意識の中の「恐れ」に向き合っているということは意識レベルをあげ、自身の道において前進するための、そして集合的にアセンションの螺旋を登るための最高のシチュエーションです。そしてあなた方が本来持っている直感を消化・吸収するという訓練の場であるということを理解して欲しいと思っています。

その中で人と繋がりながら、改めて喜びとともに生きるということを選択して欲しいと思っています。いまの自身が感じている状況がいかに困難に見えようとも、あなたという存在はそれに対処し、マネージする方法を全て持っているコントロールセンターであり、実際に機能させて状況を収束に向かわせることのできる最大の鍵であることをお伝えしたいと思います。