ヘマタイトに係るチャネリング

皆様、なにかと落ち着かない日々かと存じますがお元気でお過ごしでしょうか(o^^o)。
我が家では観葉植物のドラセナさんが急に花を付け始めて驚いています。

今回は以前から気になっていたパワーストーンヘマタイトチャネリングしてみました。普段よりヘマタイトグランディングの石としてあって当たり前のようにかんじておりましたが、チャネリングして思ったことは、この石はとても大きな役割を担っているということでした。
 
簡潔にまとめたつもりですが、長くなってしまいました。
もしよろしければ、ご覧ください。
ヘマタイトについて
 
ヘマタイトは「物象顕現におけるスペクトラムの両極を押さえながら、そこに含まれるあらゆる経験と感情を融和・統合させていく石」です。
 
この石は、しばしば人がこの世界にグランディングすること(地に足を着けて生きること)に関する最適解のように表現されることがあります。この意味を深く認識することは今の状況においては不可欠な事ですし、覚醒への道を前進することです。
 
ヘマタイトは第一チャクラに作用します。第一チャクラは股間部-仙骨からちょっと下のエリアに位置し、生命力の源泉です。第一チャクラはあなた方が安全で平和な感覚の中で生存していくための基本的な欲求を満たすことを主な役割としています。
 
第一チャクラのバランスがとれていれば、あなた方は自分の人生をとても可能性に満ち溢れた豊かなものと感じられ、宇宙がすべての豊かさを用意してくれていると感じることができます。ご自身がこの世界において望まれた、価値のある存在であるという感覚を日常的に持って生きることができるようになります。
 
また、第一チャクラは肉体の臓器・器官にも対応しており、それは免疫システム、血液、骨や骨格、直腸、大腸、足などで肉体を保つためのベースとなる部分です。そしてこれが上手く機能していれば、肉体的にも安定します。
 
こうしたヘマタイトのもたらす「精神と肉体の安定性」は、現在地球上であなた方が目にし、向き合っている過酷なほどに不快な現実に対処して行くために必要なものです。現在という状況ではあなた方の意識と波動を引き揚げるために高次の光が降りてきており、そのことであなた方が三次元の現実との対応がとても苦しく、困惑するものになっています。
しかしながら、この振り幅の大きい両極を理解しながら、そして散々に大きく振られながらもニュートラルに戻り、その中心を生き抜くことが「いま」という世界を生きる、ということですし、それがイニシエーションなのです。なぜならそうした拡大された両極に取り組むことはあなたの魂の大きな成長に寄与するからです。
 
物質世界にいながら意識にバランスをもたらすためには、並々ならぬ覚悟で意識を形成する両極をクリアに見極める必要があります。高次の光にばかり意識を向け続け、自分自身の不整合な感情があることに向き合わない状態はとても危険な状態と言えます。
 
人という存在は今世の人生を始める際に自分自身に係る「アーキタイプ」を選択しています。そのルーツはまず潜在意識をたどって集合意識へ、そして「創造の瞬間」へとつながりを求めることができます。このオリジナルナルポイントにおいて「意識」と「エネルギー」と「動機欲求」という3つの要素で構成される〈魂〉が、進化する存在として創り上げられた、ということです。
 
それが肉体に宿ったものがあなた方「ひと」です。これは三次元世界を探索するための装置のようなもの、というと判りやすいかもしれません。個別の目的と役割を演じながら、多様な経験を収集・蓄積する装置です。その自然な動き・働きと同時に光と影、陰と陽、創造と破壊、男性性と女性性、自己と他者という相反する関係性も顕在化することになります。
 
この時点で「アーキタイプ」はこの三次元での他者との関係性において、多様な役割を演じるための必要性により選択されたものです。あなた方における「他者」とは分化された自分自身で、本来は同じものですので三次元世界でストーリー(被害者と加害者、光と影、賢者と愚者等)を演じるためには、どうしても分離されたそれぞれの「ひと」は個性的でなければならない、というわけです。
 
この「創造のビジョンにおける構造」はすべての「ひと」に内在するものです。例外はありません。この地球上に降ろされたあらゆるヒーリングエネルギーやモダリティー(施術様式と組み合わせ)と言われているものもこの構造をキャンセルして無かったことにすることはできません。ヒーリングエネルギーやモダリティーはあくまで高次からのサポートであって「意識・エネルギー・動機欲求」という魂の構成に少しの変更も加えることができないものです。なぜならこの構成は「ひと」がこの三次元世界を生きるということと同義だからです。
 

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あなた方は真実と対面することの不愉快さから、自分の内面に何が起きているのかを完全に認識しないでいるように自分自身を強いることがしばしばです。痛みの感覚から自分自身を守るためにそれらを自分自身の中から出てこないように深く埋め込むことを行います。
 
それはあなた方が自分たちで作り上げた社会的な行動様式によって制限されてきました。現代社会においては、ある種の感情表現、特定の行動、性的な欲求、ライフスタイルなどが不適切である、と判断され、それを表出しないことに無意識に同意させられ、ひとはそれを抑圧していきます。同質であることを強いる社会にいることで、直感から得られる社会性に反する情報をすべてフィルタリングするようになります。
 
しかし、アーキタイプには原初の衝動があります。それはこの三次元世界をより自由に生き、たくさんの経験をするための創造エネルギーです。ひとが抑圧して出来上がった人格は社会性の基準を満たすものですが、それは氷山の一角でその下には闇をふくむ抑圧された人格が形成されています。そしてそれはあなた方の顕在意識にしばしば侵入して自己主張を行います。これが「シャドウセルフ」です。
 
スピリチュアルな道を前進していくことにおいて、シャドウが意識に浮上してくるのは避けられないことです。深い闇に下りていって自分自身が成長の過程であるいは過去世で受け入れた制限によってゆがめられた自己と、これまで自分がどんな役割を演じていたのかについて理解し、受容・統合していくことはとても大事なことです。
 
時にあなた方はすべてを掘り下げることを避けるために様々なモダリティーを含むスピリチュアルと自身が信じていることを取り入れていますが、真に大きな成長をするためには自分の中に両極があることをぼんやりとではなく、本当に明晰にしっかりと見据えて踏み込む勇気が必要です。光に向かって飛ぶだけで光に到達できるひとはいません。影の部分に光を繊細に当てながら、自分自身が総体としてどういう存在なのかを見極めたとき、自分自身が神であり、全体性であり、すべてに遍在することを理解するのです。それはあなた方が覚醒(enlightenment)と呼ぶものです。
 
シャドウに係るネガティブな感覚・感情には怒り、無気力、不安、執着、攻撃性、対立、批判、絶望、鬱、恐怖、罪悪感、悲しみ、耽溺、欠乏感、孤独、誤解、みじめさ、恨み、恥、犠牲、無価値感等本当にたくさんあり、また、それににまつわる行動パターンがあります。それはネガティブな習慣、コントロール欲求、弱者への転化、自覚のない偏見、他者への投影、ひとを救うことが使命である、アセンションへの未成熟な欲求等多数のグラデーションが現実の中に創出されます。
 
そしてそのどれが自分に当てはまるのかクリアに理解し、光を当ててそのシャドウの自分を顕在的な部分と統合していくことが集合意識を癒していくことなのです。自分のシャドウと向き合うことが実は世界を癒し、救っているということなのです。あなたの意識は悪魔的領域である暗闇と、天界的領域である光の両方を含んでいるために、進化していくという能力が本来そなわっていることを自覚して欲しいと思っています。そしてそれは極の片端に寄せられているように感じている現状だからこそ、そしてパーティーがお開きになって、静粛さ漂う今だからこそやって欲しいことです。
 
自分自身の中にシャドウを見ることは非常に困難であり、日常の体験が強烈であることはいうまでもないことですが、ヘマタイトという石はこの世界で現実化することのすべての周波数帯域を含んでいるため、物質世界で起こる強烈な体験を余裕を持って受容することを可能にしてくれます。地に足が着いた形で受け止めることをサポートしてくれます。そこには自らの道を歩み続けるという、シャドウと向き合うことへの恐れを取り除き、我慢強くそこに留まって見届けるという、不屈の精神を強化してくれることも含まれます。そしてそこに自分自身の献身と愛のエネルギーを届けることができるようになります。
 
カーサクリスタルとしてのヘマタイト
 
しばしばカーサクリスタルを手に取るとネガティブな感覚がどっと出てきて自分に合っていないのでは、手放した方が良いのでは、と感じる方がしばしばおります。触れる度に嫌な感情が出ててきて、これはもしかすると悪魔の石なのでは、と勘違いするひともいるかもしれません(笑)。
 
カーサクリスタルとしてのヘマタイトは、より実践的なワークのための石です。
 
ライトワーカー・スターシードと呼ばれる人たちはより大きなシャドウを持った人たちですが、こういう人たちとワークをすることは私たちにとって大きな歓びです。ライトワーカーが影を認識したときに直面する最大の問題は、自分には闇があり、悪意にみちた能力があるということを認めていくことです。それまで自分は光と信じて疑わなかったライトワーカーにとってはアイデンティティー・自己認識を揺さぶられる脅威であり、恐怖でもあります。
 
そしてあなたが動揺することに付け入る外的な存在あるいは内的な干渉があることもあります。具体的にはダークフォース、ET、エネルギーフィールドに入り込むネガティブ存在、サイキックアタックや悪意のビームなどです。これらは自分自身の意識レベルとエネルギーフィールドの状態に依拠します。こうしたなにかに揺さぶれらる状態はネガティブな存在が入りやすい状態と言えます。ヘマタイトはそうした不安定な状態において、生きていく活力を高め、意志を強く持つことを助け、判断力を高めてくれます。
 
このカーサのブログラムのあるヘマタイトをご自身のエネルギーフィールドに入れることによって、あなた方のベースチャクラはより拡大して、「マニフェステーションフィールド」とも言うべきものになっていきます。地球のコアやオメガチャクラ等なんであれ、その人がグラウンディングすべき全ての場所に強力にエネルギーの基礎を下ろしていきます。そしてそれは個というレベルを超えて、集合意識の深部にまで放射・分岐しながら侵入していく強力な生命力を持った根のようです。
 
この丈夫で強靱な根によって形を捉えられ、浮上してくるのが自分自身の履歴であり、それは過去世、並行現実、並行宇宙、さまざまな次元と時間枠における自分が演じた役割です。それはとてもリアルに、いまここにあるように、本当の自分はその大きな実態のほうであるかのように感じられることと思います。また、シャドウの創造的なエネルギーがいかに強大なものであるかについても認識することになる、と思います。
 
これまでのデータベースであるちっぽけなマインドとわずかな五感でその見えかかった全体像を意識すると、とても太刀打ちできないように思え、そこにフタをして逃げ出しそうになるかもしれませんが、このヘマタイトにはそこに立ち向かうことができる気概を支えるプログラムがあります。
 
カーサのヘマタイトは両極を生きることの強さと勇気を支える石でもありますが、その意味は何事が起きても揺るがない、なんでもこいという不撓不屈さ、物事を捉える柔軟な物の見方、そしてそれを乗り越えるためのユーモアの精神さえももたらすことです。そしてこの身に起こる様々な出来事を笑いと歓びに変える効果についてはもっと強調されても良いかもしれません。
 
もちろん、根がしっかりと張られたならば、ワークをしていくのはあなた自身です。ワークを的確に段取りするのは私たちエンチダージです。どんな感情がわき上がってきたとしても自分自身のどんな悪魔的な側面が明らかになったとしても、それをしっかりと隅々まで見極めて受け入れてください。いっときある種のヒーリングエネルギーを持ってきてそれで癒されたと思わないでください。それこそが抑圧であるかも知れないからです。そういう意味では瞑想も抑圧となるかもしれません。
 
そしてワークによって出てくるすべての面に率直に、正直に対応することにより、創造の本質があなたにもたらされることになります。そこに至ればあなた方は拡大された叡智と行動のレベルに到達できるようになるということです。
 
最後にあなた方にもたらされるすべての石とその波動はデバインマザーからの贈り物であり、人類がそれを使う必要性・必然性のもとに地球での創出と宇宙からの伝送がなされているということ、そしてそれは過去や未来のマインドの世界にさまよい出たあなたを完全に「いまこの瞬間-プレゼンス」に連れてきてくれる、そしてあなたの全体性を完成させる最高のツールである、ということを付け加えておきます。
 
With De-light 森 貴浩

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ドン・イナーシオ・デ・ロヨラ